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【NZ】無料の乳がん検診(マンモグラフィ)に行って来ました

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ニュージーランドでは、乳がん検診、子宮頸がん検診、大腸がん検診の費用を、政府がカバーしてくれるので無料で受けられます。

 

乳がん検診

45〜69歳まで。2年おき。

 

子宮頸がん検診

25〜69歳まで。3年おき。

 

大腸がん検診

60〜74歳まで。2年おき。

大腸がん検診に関しては、お住いのエリアによって、すでに実施されているところとそうでないところがありますが、2020年中にはどのエリアも開始する予定になっています。

 

無料と言っても、残念ながら全ての人が対象という訳ではありません。

永住者、長期滞在者向けなので、ワーホリさんや観光ビザの方は有料です。

ワークビザの方はギリギリセーフ、2年以上のワークビザ所持者は無料で受けられます。

 

ニュージーランド公共医療サービスを受けられる有資格の条件は、こちらの Ministry of Health NZ から確認できます。

Eligibility for publicly funded health services | Ministry of Health NZ

ワークビザの方は、こちらに書かれています。

Work visa holder eligible to be in NZ for two years or more | Ministry of Health NZ

 

私が今回受けたのは、45〜69歳までの女性が対象の、マンモグラフィ検診

 マンモグラフィX線検査のため、多少の放射線被ばくがありますが、局所的なもので身体への影響はありませんが、X線に問題がある方はGPに相談する事をおすすめします。

 

無料の乳がん検診(マンモグラフィ

 

 検診お知らせから、結果通知までの流れを紹介します。

 

まず、BrestScreen Auckland から、Time to Screenという、乳がん検診の手紙が届きました。

  

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これが送られてくるのは、私が「GP登録」しているからです。

GP登録とは、General Practitioner (ジェネラル・プラクティショナー)と呼ばれるクリニックに、自分のかかりつけのクリニックとして登録することです。

 

乳がん検診の場合、45歳の誕生日の1ヶ月前に手紙が届きます。

もうすぐ誕生日を迎えるのに手紙が届かない場合は、かかりつけのGPに問い合わせてみて下さい。

 

届いた手紙には、すでに日付と検診クリニックの場所が記載されていて、フリーダイヤルに電話をして、予約日時を確定させます。

アサインされている日付で都合がつかない場合は、その旨伝えれば、簡単に変更できます。

 

電話で必要なのは、NHI number です。(国民医療番号)

届いた手紙の右上に記載されています。

 

私は、アサインされている日にすでに予定があったので、電話にて日付変更しました。そして時間は、11:15で予約しました。

 

予約をした9月初めは、コロナ(Covid-19)の警戒レベルが2.5だったので、電話口にて、風邪の症状がないか、コロナに感染した人や濃厚接触者が家族にいないか質問を受けました。

また、当日はワキの下にデオドラントやタルカムパウダー(ベビーパウダー)はしないこと、胸にはボディークリームやモイスチャライザーを塗らないように言われました。

 

しかし、、、検診の3日前、テキストメッセージ(SMS)が来て、「あなたの予約時間を少し早めの9:15に変更しました。都合が悪かったら連絡して。」とのこと。

 

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 「え?」予約時間、勝手に変えちゃうの?!

 

こういう、ゆるい感じ、ニュージーランではあるあるなので、もう動揺しません。笑

その日は特に予定がなかったので、9:15で承知しました。

一応、「都合が悪かったら、リスケジュールしてね」と書いてあるだけ良心的です。

 

 

住所を見ると、Ponsonby の Auckland Womans Centre オークランド ウーマンズ センター内ってことですが、行ってみたら、こんな感じでした。

 

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トレーラーで移動できる、モバイルクリニック。でも、全然うごかしてない感じ。

 

見つけにくい場所にあったので、ここにアサインされたら、Google Mapのお世話になった方がいいですよ。

 

階段を数段上がり、スライド式のドアを開けると、すぐに受付があり、体格のいいアイランダー系のおばちゃんが座っていました。

 

名前と予約時間を告げても、私の予約が見つからない様子。

しばらくして、

「ずいぶん早く来たのね、一人キャンセルが入ったから、ちょうど良かったわ」

 

ほー、そうなのぉ?

そのキャンセルは、3日前には分かっていたから、私のアポを早めたんだよね???と思いつつ。。。苦笑。

 

待たずして検診してもらえたので良かったです。

コロナ(Covid-19)のせいで更衣室は使えず、X線のマシンの前での脱衣でした。

 

上下から挟まれて、左右の各1回ずつ、 

ななめから挟まれて、左右の各1回ずつ、

なぜか、上下からのをもう1度、左右各1回ずつ、合計6回のX線撮影でした。

 

所要時間わずか5分ほどでした。 

受付で書類の記入をしますが、その時間を合わせても、10分ぐらいで終了です。

 

Brest Screen AOTEROA

日本語の情報は、こちらからどうぞ

https://www.healthed.govt.nz/system/files/resource-files/HE1842_0.pdf

 

結果は、2週間後に手紙でくれる、再検査が必要の場合は電話する、と言われました。

いつものんびりなニュージーランドなんですが、なんと1週間後に結果が手紙で届きました。

 

No Evidence of Brest Cancer と書かれておりました。ほっ。

 

一安心です。

乳がんは進行が早いそうなので、 これから2年おきにしっかり検診受けようと思います。

無料なのは本当にありがたいです。

 

ではまた。