こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
海外では、日本食レストランはとても人気があります。
1番の理由は、肉料理が多い洋食に比べると、魚や野菜が多く、
長寿の秘訣と言われるほど、ヘルシーで健康的だからでしょう。
新鮮な素材、繊細な盛付け、カラフルな色合いは洗練されていて、
和食には、他国の料理にはない「食アート」がありますよね。
お料理と同様に、和食器も、外国人の心を魅了する重要な役割を果たしています。
白いお皿で食事をすることが多い外国人にとって、箱型の和食器やおしゃれな柄の入った和食器でいただくお料理は、エキゾチックな経験になること間違いなしです。
わが家には、高級な和食器はないのですが、
ニュージーランドのお友達や、南アフリカ人の旦那さんから高評価の和食器を紹介します。
食器が違うだけで、おうちごはんがレストラン風に変身します!
下手な手料理の写真が入っちゃってますが、和食器の紹介なので、スルーしてもらえると幸いです。
美濃焼き
このお皿の繊細な柄は、100パーセントの確率で、So lovelyとか、Amazingとか、Gorgeousなどの褒め言葉を頂きます。
お皿だけじゃなくて、お料理も見て欲しいな〜と思いますが、褒められるのは嬉しいもの。
ニュージーランド全土に店舗を持つホームウェア販売の
Briscoes (ブリスコース)で購入しました。
セールで1枚5ドルくらいだったと記憶しています。
お皿の裏をみると、陶器の裏印が、せ MINO Made in Japanと書かれています。
なんちゃって美濃焼き?なのかなと思っていましたが、ぐぐってみると、実在することが分かりました。
なんだか嬉しい(^^)
カネマス陶器という美濃焼きの問屋さんのウェブサイトに、この窯印が紹介されていています。
製造終了になった業務用の食器のようですが、岐阜県から9350kmも離れたニュージーランドで、この食器と出会えたことに感動です。
それに、
このお皿を褒めてくれる「お目が高い!外国人のお友達」にも感動です。
弁当箱(重箱風)
この重箱、日本では高級仕出し弁当などで使われていますね。
海外の日本食レストランでは必ずと言っていいほど登場する定番の食器です。
ニュージーランドでは、Bento Box(弁当ボックス)などと呼ばれ、
巻き寿司+照り焼きチキン
刺身+照り焼きビーフ
サーモン照り焼き+唐揚げなど
お魚とお肉をコンボにさせたメニューをよく見かけます。
仕切り(Compartments)があるのがユニークで、
ワンプレートの食事がふつうの現地の人たちにとっては、いろいろ味を楽しめるのが魅力的のようです。
日本に一時帰国する時に、買って送ってほしいと、知人から何度も頼まれたことがあります。それくらい外国人の心を惹きつける魅力があるんですね〜。
今はコロナで一時帰国できませんが、転送ドットコムを使う時に知人の分も買って、送料をシェアしてます。
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そば皿&すだれ
南アフリカ人の旦那さんが大好きな和食器です。
毎年、夏になるとバンブーシート(すだれを意味します)の食器で食べるコールドヌードル(そば・そうめん)を食べたいとリクエストされます。
実はこれ、日本の百均で買いました。
少し厚めのプラスチックで、すだれは木の香りがします。
お寿司を巻く、まきすと同じような感じ。
すだれを外したプレートは、お寿司や和菓子にも使えます。
「和風」を楽しむには、見栄えがしていいですし、コスパ抜群!
100円とは思えないクオリティーです。
外国人にとっては、ヌードル(そば・そうめん)をつゆにつける(Dipping Sauce)という行為がもはやエキゾチックで魅力的なのでしょう。
急須と湯のみ
こちらの急須、日本の家族から送ってもらいました。
愛知県の常滑焼に見えますが、似ているだけのようです。苦笑
旦那さんの友達いわく、これでお茶を注ぐ姿をみると、日本の伝統 を垣間見れるんだそうです。
きんちゃく型の湯のみは、箱根の温泉に行った時に購入しました。
緑茶のうまさが分からない外国人でも、
このキュートな湯のみはGreen Teaを美味しく演出してくれます。
魚の名前が書かれた湯のみは、オークランドのQueen Streetにある
ダイソーで購入しました。
日本のお寿司屋さんで見かける湯のみより、小ぶりです。
旦那さんを初め、外国人の友達には人気です。
ホームパーティーでは、
何て書いてあるの?と質問され、会話が膨らみます。
これ全部、魚の名前だよ!
漢字の「魚へん」についての説明は、旦那さんが担当。
どれも字の左半分が「魚」って形になってるでしょー
これはフィッシュを意味するシンボルマーク(字)なんだよ
本当は、日本語を全く読めませんが、読めるふりしてドヤ顔で説明。
ボロがでないうちに、私にバトンタッチ。
スーパーに売っている馴染みのあるお魚の漢字を指差します。
鯛=たい=スナッパー=Snapper
鮭=さけ=サーモン=Salmon
鮪=まぐろ=ツナ=Tuna
鯵=あじ=トレバーリー=Trevally
鯖=さば=マッカレル=Mackerel
それ以上は、調べないと分からないので、私もボロを出す前に話題をチェンジ。
それでも、ゲストは楽しんでくれてるんでOKです。笑
重箱
この重箱(二段)、花形の可愛いシェープで、仕切りを取外すことができて、とても便利です。
お子さんがいるキウイママや日本人のお友達から度々お褒めの言葉を頂きます。
ニュージーランドは、ピクニック文化。
日本のように、コンビニ弁当やお茶があちこちで買えるわけでないので、食べ物やドリンクを持参するのは当たり前。
パークやビーチなどの自然の中でご飯を食べるのが大好きです。
うちは旦那さんと二人家族なので、ピクニックのときは上段だけ使っています。
ホームパーティーの時は、一方に和風のおかずを盛付けし、もう一方はちらし寿司などをいれて、サーブしています。
黒いお皿
このお皿は、閉業間際の日本食レストランが格安で叩き売りしていた食器です。
日本食レストランで使っていただけあって、外国人の心をつかむ色とシェープをしています。
皿の底が2cmほど上げ底になっていて、殿様っぽい?! スペシャル感があります。お刺身を盛り付けると、レストラン級の見栄えになります。
最後に
外国人は、ヴィジュアルが美しい和食器や、形がユニークなものに魅力を感じるようです。
高級な食器かそうでないかは関係ないってことですね。
弁当ボックス(松花堂 弁当箱 中仕切り付)や重箱は、日本人の私でもテンションが上がります。
食器を変えるだけで、おうちごはんがレストラン風に変身します。
お食事の時間がより楽しくなりますので、興味があれば是非使ってみて下さい。
それではまた。