ニュージーランドにも、料金が徴収されるTOLL ROAD(有料高速道路)があるのをご存知でしょうか。
ほとんどの道路が無料ですが、北島に3カ所、有料道路があります。
料金所のブースやゲートはなく、高速道路に設置されたカメラでナンバープレートがチェックされています。
そのデータから、通行した日付、時間、車の型式、年式、色などの詳細が分かるようになっています。
このシステムに馴染みがない方は、
一体どうやって通行料金払えばいいの?
と疑問になると思います。
この記事では、走行後に、クレジットカードで通行料金を支払う方法について、図解で説明します。
12ステップの簡単クイックガイドです。
旅行者の方、ワーホリさん、あまり車を運転されない方、TOLL ROADに馴染みがないNZ在住の方の参考になったら嬉しいです。
TOLL ROADS(有料道路)はどこにある?
TOLL ROAD(有料道路)は、NZの北島に3カ所あります。
Northern Gateway Toll Road
オークランドから北上するState Highway 1 (SH1=国道1号線)の一部の区間7.5kmほど
Tauranga Eastern Link Toll Road
State Highway 2 (SH2=国道2号線)の一部の区間15kmほど
Takitimu Drive Toll Road
State Highway 29 (SH29=国道29号線)の一部の区間5kmほど
New Zealand Transport Agency(NZTA)のウェブサイトで
有料道路の場所(ルート)と料金が確認できます。(英語)
これは、オークランドから北のNorthern Gateway (SH1)の写真です。
このような標識が度々みえるので、「有料道路」という事は気づくと思います。
有料道路を使いたくない場合、時間はかかりますが、それに代わるシーニックロード(高速ができる前の普通の道)で迂回することもできます。
ワインディングロードとなりますので運転は注意して下さい。
クレジットカードでの支払方法(図解)クイックガイド
NZTAの通行料金の支払画面はここ↓をクリック。
1 赤いまる印のBuy or pay a toll をクリックします。
2 □ボックスにチェックを入れてから、Continue をクリック。
3 ナンバープレートの番号を入力(アルファベットも含む)してから、Continue。
4 車の詳細を確認して、Continueをクリック。
5 ルートや通行日を確認して、Continueをクリック。
6 再度、通行予定があれば、先に支払っておく事ができますが、
その予定がなければ、No, I'm not. Skip this step もしくはContinueをクリック。
7 通行回数を確認して、Continueをクリック。
8 支払方法を選択。
9 セキュリテーでロックされた支払い画面に移動します。Continueをクリック。
10 クレジットカード詳細を入力。Make Payment をクリック。
11 支払完了。
支払確認書をメールでほしい場合は、メールアドレスを入力し、Sendをクリック。
12 米印のところに、支払確認を送信したと書かれています。
すぐにメールが届きます。以上で終了です。
キャッシュで支払したい場合
オンラインでの支払いが推奨されていますが、どうしても現金じゃないと困るという方は、指定されたガソリンスタンド(BPやCaltexなど)で支払いできます。手数料 $1.20かかります。
指定ガソリンスタンドの場所はこちら。
https://www.nzta.govt.nz/roads-and-rail/toll-roads/ways-to-pay/pay-as-you-go/pay-a-toll-auckland/
最後に
いかがでしたか?
車でご旅行の際は、トラベルプランを立てる時に、
TOLL ROADSの場所もチェックしておいて下さいね。
そして、通行料金の支払は、5日以内に行う必要があります。
自分名義の自動車でなくても、レンタカーでも、通行料金は支払う必要があります。
支払をしないと、延滞遅延金が加算されて、督促状が登録名義人のところへ送られます。
以前働いていた語学学校の学生さんの話ですが、
レンタカーでTOLL ROADSを通行し、気になっていたものの、そのまま帰国。
2ヶ月後、レンタカー屋さんから、通行料金、延滞遅延料金、手数料(支払代行)ががっつり盛られてクレジットカードに課金されるという残念な事がありました。
支払方法が分からず、調べようと思っていたようですが、帰国前でバタバタしてすっかり忘れてしまったそうです。
みなさまも、お気をつけ下さいませ。
通行する前に支払いしたい方や頻繁に通行される方は、アカウントを作成すると便利ですが、旅行者や利用頻度が低い方は、通行後にクレジットカードで支払いするのが一番簡単です。
ただ、忙しいと忘れてしまいがち。
私は、スマホのアラームをセットして、支払いのリマインドしています。
Drive safely!
それではまた。