こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
リサイクルやエコの意識が高い国、ニュージーランドには、
古くから OP SHOPと呼ばれるリサイクルショップがあります。
OPとは、【Oppotunity =機会】の意味で、
誰かにとって不要になった物が、
必要としてる人たちに使ってもらう機会が与えられるという、
素敵なネーミングです。
今日は、オークランドのリサイクルショップ(セカンドハンドショップ)の種類や
掘り出し物を探すコツについて紹介したいと思います。
※ いろんな言い方がありますが、
基本、リサイクルショップ、セカンドハンドショップ、OPショップは同じです。
前半ちょっと、南アフリカ人の旦那さんの、
やんちゃなエピソード話が長くなってしまいました。。。
お急ぎの方は、下の【目次】から「掘り出し物を探す極意」にジャンプできます。
普段着を持たない旦那さん
私の旦那さんは、知り合ってから今に到るまで、
全てユニフォーム(制服)を着る仕事をしています。
あ、かっこいい職業ではないです。。。
ニュージーランドでは、
職場から配給されるユニフォームを着て通勤するのが普通ですので、
バスや電車の中で、銀行、病院、スーパー、旅行代理店、ウェアハウスなど、
いろんなユニフォームを着ている人を見かけます。
うちの旦那さんは車通勤していますが、
出勤時にユニフォームを着用、帰宅するまでそれを着たままなので、
普段着を着る機会は休日ぐらいしかありません。
帰宅すれば、スポーツウェアのTシャツとショートパンツを部屋着にしています。
ニュージーランドでは、ドレスコードがない限り、
基本どこでもカジュアルな服装でOKなので、
ちゃんとした服は、要らない?と言えば、要らないです。
そんなワケで、うちの旦那さんは、
あんまり普段着を持ってないんです。
でも女心💕としては、オシャレなレストランに行く時や、
お友達のおうちにお呼ばれした時なんかに、
小綺麗な服装で、クールなダーリンでいて欲しいんです。
結婚当初の話ですが、
ラルフローレンとバーバリーのシャツをプレゼントした事があります。
私は安月給なので、頑張って奮発しました。
こういうの着て欲しいなぁ、似合うだろうなぁ❤️
あれこれ想像💕しながら、楽しいお買い物でした。(ふふ、乙女だった私)
一方的な好みの押し売りですけど。
しかーし、
シャツの値段を知った旦那さんは、超激怒!夫婦喧嘩勃発です。
ブランド品が大嫌いだったのです。
もうそれ以来、ブランド物をプレゼントするのはやめました。笑。
今となっては、オシャレなレストランにも行きませんし、
やっぱり必要なかったかな?!と思います。笑
高級ブランドのロゴ アレルギー
旦那さんは、ファッションに興味がないって事もありますが、
特に、ブランドのロゴマークがあるだけで、ケタ外れに高いものは絶対買わない!
という主義なんです。
そして、こんな捨て台詞:
🏇🏇🏇 乗馬野郎に投資は御免だ!怒(ラルフのポロのこと🏇)
ブランドロゴを見せて歩くのは、宣伝カーを走らせているのと同じ。
こっちがお金もらいたいぐらいだね!!!
発想がひねくれています。笑。
ブランドロゴはなくていいから、安くて機能的で高品質がいいと。
それは確かにそうだけど〜。
高品質なものは、たいがい名が知れていて
ロゴがあるブランドものじゃないぉー?!って思うんですけどね。
そんな頑ななブランドアレルギーの旦那さんですが、
心を許しちゃうお店💚があるんです。
セカンドハンドショップ(リサイクルショップ)です。
セカンドハンドの場合は、品物の本質にお金を払っているだけで、
ブランドロゴに高額払っている訳じゃないからいいのだ、というのが理屈です。
都合のいい考え方ですこと。笑
とはいえ、なかなか良いもの探してくるんですよ。
掘り出し物を探すのが上手。
ガレージに置いてる
かさ張る冬物クローゼットを開けてみると、驚きです。
- The North Face(ザ・ノースフェイス ゴアテックスのジャケット)
- Patagonia (パタゴニア ロングTシャツとパンツ)
- Kathmandu(カトマンドゥ フリース、メリノウールのセーター)
- Columbia(コロンビア ウィンドブレーカー)
- Under Armour(アンダーアーマー フリース)
え、これ全部、セカハンなの?と思わせるほど、使用感がありません。
えー、私も欲しい、The North Face。。。
掘り出し物を探す極意
旦那さんに、「掘り出し物を探す秘訣」を聞いてみました。
① 週に2回以上は足を運び、掘り出し物が入荷していないかチェックする。
状態が良いものに出会えるチャンスが大になる。
② 気になったら、その場で決断する。
店の中の品物がすぐに入れ替わっているようには見えませんが、
実はかなりのペースで売れてるそう。
タイミング逃したら2度と出会えない。先日、買い逃した「絵画」に未練がある様子。
③ 商品のオリジナル価格を調べる(ググる)。
海外の見慣れないブランドの品は、高級品でも、
破格にプライスされている事があるので、チェックしてみる。
④ 店舗のエリアを選ぶ。
基本ですが、オシャレなエリア、富裕層が住んでるエリアの方が、
掘出し物を見つけやすい。
⑤ 洋服を選ぶ時は、首回りとそで周りで、コンディションを確認する。
時には、廃業になったショップのストックが入ってくる事もあり、
使われていない、新古もあるようです。
さらに最近は、オンラインショッピングで失敗した、
サイズが合わない洋服や、数回履いたけど自分の足型に馴染まない靴など、
新品同様がちらほらあるんだとか。
オークランドにあるセカンドハンドショップ
慈善団体 & ベーシック系
ドネーション(寄付)の品がほとんどなので、状態の良いもの良くないものが混在。
タイミングがいいと、破格の掘り出し物に出会える事もありますが、
何度も足を運ぶ根気強さが必要かもです。
洋服に限らず、食器、インテリア、おもちゃ、本、電化製品などいろいろあります。
大型店舗ですと、家具、ベッド、マットレス、アウトドア用品などもあります。
売上は、
ドネーション(寄付)や慈善団体の運営費に回っています。
- Salvation Army Family Store
- Red Cross
- Hospice shop
- Savemart
- St Vincent De Paul
Nation Wide (全国展開) の店もありますが、地域限定もありますので、
「上のショップ名+near me」で検索すると、お近くのショップが探せます。
ファッション系
流行りのファッションブランドの現行モデルや2年落ちぐらいの物を
扱っているセカンドハンドショップです。
オークランドのKarangahape RoadやPonsonby Roadには、
オシャレなセカンドハンドクローズショップが複数あります。
ヴィンテージを扱っているショップもあって、それなりのお値段するものもあります。
Ponsonby Road
Tatty’s
Encore
https://www.fashion-recycle.co.nz
Karangahape Road (K’road)
Paper Bag Princess
https://www.paperbagprincess.co.nz
Vixen Vintage Boutique
https://www.vixenvintage.online
CBD & Newmarket
Recycle Boutique
もう着ない洋服を売りたい
実際に、Recycle BoutiqueとTatty’sを利用して、洋服を売った事があります。
ショップが古着を引き取ってくれるのではなく、
「代わりに売ってもらう」というイメージで、服が売れたら
売上から手数料が引かれるようになっています。
売りたい服をショップにドロップしに行くと、
お店のスタッフによって、売れそうな服とそうでない服の選別をされます。
有名ブランド、ニュージーランドブランドのものが好まれますが、
ユニクロや無印良品など世界でも知られているブランドは売れる場合もあります。
それ以外の日本のアパレルは、選別の際に、戻されてしまう事が多いです。
興味がある方はそれぞれのウェブサイトで、
手数料や取扱い期間の確認してみて下さい。
洋服をリサイクルに出したい
ニュージーランドには、CLOTHING BINという青いボックスがあります。
CBDの街中では見かけませんが、郊外だとあちこち道路の脇に置かれていて、
リサイクルしたい服を、ドロップできるようになっています。
※マナー まとめて袋などに入れてからボックスにドロップして下さい。
最後に
私は長いこと、旦那さんと一緒にセカンドハンドの店に行くのを躊躇していました。
旦那さんの行きつけは、
Salvation Army と Red Cross(慈善団体系)なので、
お店の外観が古ぶるしい印象で、どうせ欲しい物はないだろうと思っていたのですが、
少し考え方が変わってきました。
最近購入した、大きめのビーチ用テント(サンシェルター)は良い買い物でした。
しっかりした素材で、内側にはUVコーティングされています。
オーストラリアでオリジナル価格180ドルのものが20ドル。
使用感はありますが、必要なパーツは全て揃っています。
年に数回しか使いませんので、中古で充分。この夏、大活躍しています。
それに、
ここで使ったお金はドネーション(寄付)に回るので、
困っている人に還元されるのです。
まさに、Win Win ウィンウィン シチュエーションです。
V(^o^)V
チャンスがあったら、覗いて見て下さいね。
オークランドの Ponsonby(ポンソンビー)は、
若者に人気のファッションブランドや、ヘルシー志向のカフェ、
オシャレなレストラン・バーがあるエリアです。
散歩がてらに、Ponsonby Road や Karangahape Road で、
「ヴィンテージ・ショップめぐり」いかがですか?
(セカハンですが、物は言いよう。笑)
それではまた。