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タイムトリップ?ダーリンの親友は帰還兵【生きること&幸せの感度】

 こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。

 

ダーリンの親友の、あるセリフがきっかけで、

私たちが日々生活する中で、当たり前に手に入るものが、

当たり前に手に入いらない人もいる、という事に気づかされました。

 

今回は、鈍っている私の「幸せの感度」について考えてみましたので

紹介したいと思います。

 

 

ダーリンの親友

 

先日、ダーリンと同じ南アフリカ出身の友達(以下、G君)が我が家に遊びに来ました。

ダーリンと知り合った当初から、ちょいちょい登場する人物なので、

G君とも、かれこれ15年来の仲です。

南アの男が集まれば、バーベキューがお約束!

いつも通りに肉×肉×肉を焼いていました。

 

私、G君の小さな変化に気づきました。

いつもスニーカーインの白いソックスを履いているのですが、その日は裸足。

珍しいなと思いつつ、今ニュージーランドは、夏真っ盛りですので、

別に変ではないか、冷え性の私ですら素足ですし、なんて思っていました。

 

でも、次の瞬間、

凝視できない、あるものを見てしまいます。

 

(ごめんなさい、この下に、ちょっと気持ち悪い話が出てきます。要注意。

 

 

 

 

G君の、両足の親指の爪がないのです。

 

そうか、今までそれを隠すためにソックスを履いていたんだと悟りました。

なぜこのタイミングで解禁したかは分かりませんが、

G君が見せてもいいと思うなら、質問してもいいはず?

 

見て見ぬ振りするのは、居心地悪かったので聞いちゃいました。

 

私:爪、どうしたの? 昔、スポーツか何かで怪我したの?

 

G君:爪があると、長距離歩けないんだよ。

 

私:長距離って、一体どんだけ歩くの?

 

G君:一晩中。とりあえず安全な場所にたどり着くまで。

 

ひぇ〜。

戦争に行っていた時の話です。。。

 

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移動中は、武器、食料、飲料水など体重以外の負荷がかなりあるので、

足の爪がブーツにあたりトラブルになる事が多いらしいのです。

痛みを我慢して歩けない事もないが、それには限度がある、

だから、あらかじめ剥がすのだと。

 

はっ、剥がす〜 衝撃、ガチ、リアル。

 

戦地からタイムトリップしたお爺ちゃんが言ってるわけではありません。

 

ダーリンもG君も、私と同世代。

信じ難いですが、戦争経験者なのです。

 

彼らが10代の頃、南アフリカにはまだ徴兵制がありました。

私のダーリンは警察学校に通っていたので兵役は免除でしたが、

長く続いたアンゴラ内戦の絡みで戦地へ行く事になりました。

G君は兵役中、ダーリンは第一線の現場で任務をしました。

(その翌年から、兵役は志願者のみに変わっています)

 

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戦車や自動操縦ガンなんて、映画の中でしか見た事がありませんし、

全くイメージが湧きません。

 

でも、G君の爪のない足をみて、生き延びるために必要だったことや、

リアルなミリタリー経験を少し垣間見たような気がします。

 

 

明日、生きられるかの心配

 

私は、明日死ぬかもしれないという危機感に晒された経験がありません。

 

2人の話を聞いていると、ただ末恐ろしいと思うばかり。

残虐なシーンに、毎日毎日、遭遇したわけではないそうですが、

いつ攻撃されてどうなるか分からない恐怖心は、

生きた心地がしなかったそうです。

洗脳されているわけではないので、早く帰りたいと思うのが当たり前。

 

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私が幼少の頃、祖母から、B29戦闘機が近づいてくる音の話や、

防空壕への非難した時の話をよく聞きました。

お婆ちゃん、本当に怖かったと思います。

でも経験していない私には想像の中のストーリー。

 

私を含め、戦争を知らない大人たちばかりになりましたね。

 

歴史を勉強したり、戦争映画をみたり、戦争小説を読んだりして、

この時代を生きた人々はどんな思いで暮らしていたのだろうか、

と傷心して考えたりしますが、しばらくすると忘れてしまいます。

誰かにリマインドし続けて欲しいと勝手なことを思ったりします。

 

 

 

明日、生きていられるか分からない経験をした彼らから、

「生きることと幸せの感度」について、刺激を受けました。

 

戦争ではありませんが、

アフリカの貧困エリアでは、食料や飲料水が足りずに、

明日生きられるか分からずに暮らしている人たちがいます。

 

世界中には、予期せずコロナウィルス(Covid-19)に感染し、

明日が見えなくなっている人たちもいます。

 

私の中で、ある言葉が蘇ってきました。

 

生きてるだけで、丸儲け!

(明石家さんまさんの座右の銘)

 

狙ったわけではありません。真剣に。

 

 

今日、生きていられる事に感謝

 

ダーリンもG君も、

Food, Water, Shelter, Safe(食料、飲料水、住居、安全)

あれば幸せだと、いつも言っています。

究極にベーシック。見栄とか世間体とかを超越した次元です。

 

こういうセリフ、言う人によっては浅〜く聞こえるのですが、

戦地での経験のある彼らが言う人生哲学には深みを感じます

 

私たちは、人間関係、物質的な欲求、他人との比較などによって、

心が振り回されて、幸せの感度が鈍っているような気がします

 

今日も明日も、

生きていられる事をありがたいと気づき、

愛する人や自分を取り巻く環境に感謝して、

希望を持ってやりたい事を諦めず、

ステップバイステップで、ゆっくり成長しながら、

自分らしく、暮らしたいと思いました。

 

当たり前に手に入るものに対して、

当たり前と思わず感謝して、幸せを1つ1つ感じて、生きていきたいです。

 

これは、自分より恵まれない環境にいる人と自分を比べて

自分はマシと思って、自分を励ますのではなく、

自分の価値観で、自分らしくいるって事です。

 

ニュージーランドは、感染者が少ないものの、

今日からまた1週間のロックダウン。

1日も早く、コロナ終息を祈るばかりです。

生きてるだけで丸儲けなので、笑顔で乗り切りましょう。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

それではまた。