こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
コロナ以前に行った、南アフリカ旅行記を残す事にしました。
私の旦那さんは、南アフリカのポートエリザベスという都市の出身です。
私たちが暮らしているニュージーランドのオークランドから里帰りするには、
直行便がなく、乗り継ぎの待ち時間など合わせると、24時間以上かかるので
いつも体力勝負の旅となります。
まずオークランドから、お隣のオーストラリア(パース)でトランジットして、
世界一治安が悪くて有名なヨハネスブルグにロングフライト。
ヨハネスブルグから、国内線でポートエリザベスです。
ポートエリザベスの空港には、いつもダーリンのお姉さんが迎えに来てくれます。
今回は、ダーリンの実家から4時間ほどドライブして、西ケープ州の
オウツフールン(Oudtshoorn)というエリアにある、
オーストリッチ・ファームに行きました。
オウツフールン(Oudtshoorn)までの道中
海沿いの国道をドライブすると、陸側はこんな景色が続きます。
岩がゴロゴロしていて、乾燥している気候のせいか低い木がまばらに生えています。
雲が山の斜面を滑り降りて来ています。
ちなみに、南アフリカも日本と同じ、右ハンドルの左側走行です。
ところどころで、路上販売をみかけました。
手作りのザル、カゴ、バッグなどが売られています。
海外ではあるあるなんですが、
私が値段を聞くと観光客用の高い価格をふっかけられ、
ダーリンがアフリカーンス(アフリカ語)で聞くと、ローカル価格でした。
写真のサンダルはもちろん本革ですが、
日本のような繊細な処理は施されていないので、
皮革は固くザラザラしてて、残念ながら素足で履けないなという感じでした。
メタルや木造りの動物のオブジェは、それぞれに個性があって、
見てるだけで楽しいです。
持って帰れるなら、2メートルくらいある木造りのキリンを買いたかった。。。
出店がかなりあちこちにあるので、場所によっては、路上販売禁止の標識もありました。
海岸線から内陸に入っていくと、
食べ物だの、カゴだの、木造りのボールだの、色々なものを
頭の上に乗せて歩いている女性たちが大勢いました。
これも海外ではあるあるなんですが、写真を撮らせて〜と言ったら、
チップを要求されました。笑
もちろん払いました。100円くらいですが。
ずっとやってみたかったこと
その昔(1995年)、中山エミリさんが出演していた
ポカリスエットのTVコマーシャルを見たのがきっかけです。
そのCMはこちら。(30秒)
覚えている方、いらっしゃいますか? 懐かしく感じる方もいるのでは?
いつかアフリカに行って、私もダチョウに乗るぞ!と
若かりし日の私は、非現実的な夢を抱いたのです。
なぜそんなに魅了されたのか、まったく記憶にないのですが、
理由なき憧れ?!ってやつですかね。
とりあえずバケットリストに追加しておきました。笑
※バケットリストとは、死ぬまでにやっておきたいこと、やりたいことを
リスト化したものです。
あの頃の私は、英語も話せませんでしたし、
まさか自分が、南アフリカ人と国際結婚するなんて、みじんも思っていませんでした。
不思議ですね、縁があったんです。
モノの価値って。。。
今回、私たちが行ったのは、ポートエリザベスから400kmほど離れた
オウツフールン地区の
ハイゲイト・オーストリッチ・ショーファームです。
オウツフールンは、世界最大のオーストリッチの生息地で、
その歴史は1864年までさかのぼります。
羽は、ヨーロッパの貴族の間(昔のセレブ?)で、
おしゃれなアクセサリーとして脚光を浴び、高価な値段で取引されていました。
そして、この羽が、ゴールド(金)やダイヤモンドよりも、
上位にランクされていた 時代もあるそうです。驚きです。
モノの価値って、なんだろう。。。って考えてしまいますよね。
話を戻しますが、
オーストリッチと言うと高級なイメージですが、
いわゆるダチョウさんです。
お茶目な顔していて、つけまつ毛?エクステ?って思うほど、
長いまつ毛がチャーミングだったので、正面から写真撮りたかったのですが、
口をパクパクしながら攻撃的だったので、後ろからこっそり触っています。(^_^;)
ダチョウに乗れたのか?
ダチョウの背中に乗ってみると、想像していたよりも固くて、足腰が強い感じ。
ダチョウさん、かなり動くので、バランスを取るために、
どこかにつかまりたくなるんですが、首はダメです。
つかまる場所は、羽の付け根。
そんなところ、つかんだら痛そうで可哀想と思ったのですが、
見ての通り、150cmくらいの高さはありますので、落ちたらヤバイ。
羽の付け根をグイっとつかんで、スタートです。
ものの3メートルくらいで、見事に振り落とされました!
(落馬ならぬ、落ダチョウ)
後ろにいた白い帽子のお兄さんが、私の身体を受け止めてくれたので、
地面に落下はしませんでしたが、高さがけっこうあるので怖かったです。
ちなみに、観光客のほとんどは、止まった状態で写真を撮って終了です。
私は「歩きたい」とリスエストしたんですが、
人が乗ったら「走る」事しか出来ないと言われました。
当たり前ですよね、馬じゃないんで。。。苦笑
あっという間に落ちたくせになんですが、
ワイルドな自分になれたような気がして満足でした。
これは、ダチョウの卵です。
もともと白いダチョウの卵に、アフリカンアートのペイントがしてあるお土産です。
ラグビーボールを少し小さくしたくらいの大きさで、高さ20cm以上もあります。
とっても欲しかったのですが、ニュージーランド帰国時に空港で検疫に
ひっかかる可能性があったので、泣く泣く断念しました。
この後日、ケープタウンでもダチョウの卵を見かけ、
また心揺さぶられるんですが、結局あきらめました。
マーケットで購入したものなど、別の記事で紹介します。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
それではまた。