こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
南アフリカのポートエリザベスに行った時の記録を残しています。
今回は、旦那さんの実家で目に付いたアフリカっぽいもの、
現地の治安、街の様子について紹介します。
いきなりですが、実家の動物コレクションです。
リビングルームと奥の部屋の間にあるパーテーションに、
アフリカの動物たちがいっぱい飾られてありました。
黒っぽく見える動物たちは、アフリカの民芸品の1つでもある石の彫刻です。
左の下にある丸いのは、オーストリッチ(ダチョウ)の卵。
丸い置物からつんつん出ているのは、ヤマアラシの針です。
本棚にアンモナイトが飾られていました!
おうちを建設中に、裏庭で発掘されたそうです。
4億万年も前に生存していたものが掘れるなんて、衝撃ですよね。
私だったら興奮して、国立科学博物館に電話しちゃいそうですが、
かけらは、裏山にゴロゴロしてるんだそうです。
アンモナイトは、世界中の海洋に生息していたらしいので、
大陸の一番下にあって海に面してる南アフリカで掘れるのは、
ある意味納得です。
ダーリンの部屋がそのまま残されていました。
え、ヒョウ柄の布団カバー?
そうなんです!
アフリカだけあって、家の中のあちこちに
アニマル柄のクッションやリネン、
動物の角や皮革のデコレーションなどがあります。
ヒョウ柄好きの私は大興奮でした!
このタイミングで、あれですが、
南アフリカは、治安が悪いのご存知ですか?
実はもっともっとお見せしたい写真がありましたが、
プライバシーの問題と危険を含む可能性があり、
載せられませんでした。(なので、文章だけ)
バルコニーや玄関付近の窓には、セキュリティーのために鉄格子が付いてました。
海外のリカーストア(酒屋さん)などで鉄格子を見たことありましたが、
一般家庭でこれは、さすがに物騒にみえて驚きでした。
それに、各部屋には、護身のためにピス○ルが置かれていました。
初めて本物を触り、動揺しました。(^_^;)
さらに、就寝時には、家中にあるセキュリティー用の
赤外線ビームセンサーをオンにしていました。
下手に動き回ってセンサーを横切ると、アラームが鳴り響いてしまうので、
夜10時以降は、部屋から出られなくなりました。
トイレの心配はなかったのですが、喉が渇いてもキッチンに
お水を汲みに行かれないので、事前にボトルを準備して寝ました。
この防犯対策 3拍子は、私にとって、
映画のワンシーンのような非現実的な光景でした。。。
金持ちとか豪邸ではないです。
中流のファミリーで、これぐらいの厳重さは一般的なんだそうです。
近所のカフェでブランチ
場所は変わり、近所のカフェです。
ダーリンのお母さんと、お姉さんと、合計4人で、ブランチに行きました。
写真は、海外のカフェであるあるの Big Breakfast です。
どの国へ行っても同じですね。
卵、ベークドビーンズ、ベーコン、ソーセージ、マッシュルーム、
1つだけ変わったものが入っていました、それは、アーティチョーク!
ここで、人生初めてアーティチョークを食べました。
キク科の花で、日本名はチョウセンアザミというそうなんですが、
食べた感想は湯葉?っぽい感じでした。
日本ではあまり馴染みがありませんが、
脂肪を分解する働きやお通じをよくする効能があります。
最近では、色素沈着を薄くする効果が研究されていて、
コスメ業界から期待されているんだとか。
ポートエリザベスの街中
煉瓦造りの美しい教会。
ニュージーランドにも、このような美しい教会やレンガの古い建物があるので、
見慣れていて珍しくはないのですが、
ここで感じたのは、この美しさとスラム街のギャップです。
都市でありながら、少し離れた場所に、極貧困のエリアがあったので、
複雑な心境でした。
美しい図書館。
ニュージーランド同様、南アフリカもかつてイギリスの支配下にあった国
(コモンウェルス オブ ネイションズ)なので、建物が似ています。
写真では分かりづらいのですが、街中を歩くとけっこうゴミが落ちていて、
あまりキレイな通りとは言えません。
中途半端な古い建物が整備されていなくて、廃れた感がありました。
以前は繁華街で、もっと賑わっていて整備もされていたそうです。
高速道路10分程度のところにあるショッピングセンターが
華やかでモダンなので、お客さんがそちらに流れた模様です。
ダーリン的には、寂しそうでした。
街角では、カラフルでクールなアフリカンアートを見かけました。
ただの落書きじゃないですよ。
南アフリカ定番の大手スーパーで、日本のイオンやイトーヨーカドー的な店です。
食品、日用品、衣料品など、あらゆる物がここで揃います。
このハイエースはタクシーで、
ウールワースの裏通りや街中の特定の箇所で見かけました。
大音量でアフリカンミュージックを流し、
「タクシー、タクシー」と、乗車客の呼び込みをしていました。
タクシーは、乗車定員に関係なく、乗れるだけ人が乗るんだそうです。
とは言っても、インドとかでよく見るそれとは異なり、
ぎゅーぎゅーだけど座れる程度に。。。
乗車定員や積載重量制限は日本の法律ですから、ここでは全くお構いなし。
ちなみに、空港、ホテルなどへ行くタクシーも、
ハイエースやミニバンがほとんどですが、
乗り合いではなく、普通のタクシーもあるそうです。(安心しました。笑)
ヒッチハイク禁止の標識って珍しいですよね。初めて見ました。
お姉さんの車のナンバープレートですが、象とアロエの絵が標準で入っています。
とてもアフリカらしいですね。
25年ぐらい前のアウディを乗りつぶして、昨年、フォードに買い換えたそうです。
ダーリンが南アフリカにいた頃(若い頃)は、日本車に憧れたそうですが、
自国の産業保護の関係で、関税が非常に高く、
実際の価格の3倍近くになっていたので高くて買えなかったそうです。
私たち日本人は、外車(ベンツ、BMW、ゴルフ、アウディ、フォードなど)を
高いと感じますが、その逆パターンですね。
ところ変われば、価値観も変わりますね。
現在は、中国製の車 HAVAL(ハヴァル)や Chery(チェリー)の
人気がじわじわ上がっているそうです。
時代の変化を感じます。。。
品質って話ではなく、国の友好関係の問題で、
自動車は日本が世界一だと思いますけどね!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
それではまた。