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Choko(ちょこ)という野菜の食べ方 - 主役になれる美味しいおかずを作ってみた

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Choko(ちょこ)という名の野菜

 

こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。

 

写真のような、こんな姿をした食べ物を食べたことがありますか。

洋ナシのような形で、見た目はフルーツっぽいですが、これは野菜

大きさは長い部分が 15cm くらいあり、ズッシリしています。

 

ニュージーランド在住の方は、チャイマ(アジア食材店)で

見たことがある!という人も多いのではないでしょうか。

 

 

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Choko 隼人瓜 / 佛手瓜

ニュージーランドでは、Choko(ちょこ)と呼ばれています。

 

先日、職場の中国人スタッフから、ちょこを3個ほどもらいました。

チャイマで見かけることが多いという事もあり、

中国野菜と思い込んでいましたが、調べてみると、

メキシコ南部から南米北部にかけての熱帯アメリカが原産で、

温かい気候を好む、つるの植物です。

 

ニュージーランドはすっかり冬なのに、まだ収穫できるんですね。

もうシーズンの終わりかと思いますが。。。

 

日本には、1917年に鹿児島に持ち込まれ、薩摩隼人の瓜として、

ハヤトウリ(隼人瓜)と呼ばれています。

 

また、1 株から 100 以上の実がたわわに成るため、

千成瓜という別名もあるそうです。

 

アメリカでは、チャヨテ(Chayote)と呼ばれ、

料理の付け合わせなどで、比較的メジャーに食べられています。

 

ウィキによると、高知県では「チャーテ」という名前で

親しまれているそうで、ちょっとアメリカの呼び方と似ています。

 

なんだか、呼び方がいっぱいありますね。笑

 

 

 

 

さて、肝心の、お味のほうは。。。

 クセがなく、淡白です。(無難な表現)

 

言い方を変えると、独特な味の主張がないので、存在感が薄い

生で食べてみると、甘くないメロンのような、キュウリのような、

大根のような味ですが、食感はシャキシャキです。

 

このシャキシャキ感を長所として活かすには、

お漬物・ピクルスなどにして食べるのがいいようです。

 

しかし今回、この存在感の薄い

「Choko(ちょこ)」を主役にしたく、

あえて別の食べ方に挑戦しました。

 

とっても美味しかったので、紹介したいと思います。

 

 

 

 

Choko(ちょこ)の和風サラダ

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Choko(ちょこ)の和風サラダ

クックパッドの「居酒屋さんで教わった大根サラダ」のレシピを参考にして、 

Choko(ちょこ)で、和風サラダを作ってみました。

 

これが、とっても美味しくて、やみつきになります!

さすが居酒屋レシピ。

白ワインのおつまみとして、この日は、ちょこの大量消費でした。

 

正直、ちょこ自体には個性的な味がないので、

ドレッシングが決め手!となりますが、主役として合格です。

 

 レシピはこちら。

cookpad.com

 

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下処理

ちょこは、下処理が必要です。

 

はじめに、外側の緑の皮をピーラーでむきます。

若干ヌルっ感があり、すべりやすいので注意が必要です。

私は素手で問題ありませんでしたが、稀に、かぶれる人もいるようなので、

敏感な方は、ゴム手袋を使うといいと思います。

真ん中に柔らかくて細身のタネが入っています。切った時に取り除きます。

 

今回は、ちょこのサラダですので、

写真のように全てをピーラーでスライスしました。

塩をふって、15分ほど放置すると水分が出てきますので、

優しく絞ぼれば、下準備の完了です。

 

Choko(ちょこ)のタイ風サラダ

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タイ風サラダ

干しエビ、トマト、人参、ちょこで、タイ風サラダも作ってみました。

 

ドレッシングは、自作で、

レモン汁、フィッシュソース(ナンプラー)、

チリパウダー、すりおろしニンニク、 砂糖です。

 

これは、レストランのメニューに出しても

恥ずかしくないくらい上出来で、めちゃウマでした!

 

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下処理

下処理は、千切りにしたちょこに、

先ほどと同様に、塩をふって、しばらく放置するだけです。

今回は強めに絞って準備完了。

 

 Choko(ちょこ)とひき肉のあんかけ

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ちょこの鶏ひき肉あんかけ

日本名が隼人瓜(ハヤトウリ)だけに、当然 瓜の仲間 ですので、

冬瓜(トウガン)料理のレシピを参考にしてみました。

 

ちょこは、冬瓜よりも身がしっかりしていて、煮くずれしにくく

調理が簡単でした!

 

見るからに、美味しそうではありませんか!?

 

大変、美味しゅうございました。

主役として、合格です。白飯がすすんでしまいました。

  

 クラシルのレシピを参考にしました。

www.kurashiru.com

 

 下処理は、塩を入れた熱湯で2分ほど茹でます。

これをすることによって、味が染み込みやすくなるんです。

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下処理

 

最後に

 

普段、食べ慣れていない食べ物は、敬遠しがちですが、

一度調理してみれば、偏見がなくなりコツがわかってきます。

 

ちょこ自体は、クセのない淡白な味ですから、

ソースやタレが決め手のお料理に合わせやすく、

安価なので、おかずのカサ増しにも役立ちます。

 

どこかで見かけたら、是非、食べてみて下さいね。

 

それではまた。