こんにちは、NZオークランド在住のManaです。
先日、8月の電気料金の請求書が届いたので、支払いを済ませました。
ニュージーランドは南半球に位置していますので、
季節は日本と真逆となり、こちらの8月は「真冬」です。
当然ですが、夏季に比べると電気料金はグーンと上がってしまいます。
それは避けて通れませんが、過去の冬場の電気料金がどんなだったのか、
気になったので調べることにしました。
幸いにも、電力会社からの紙の請求書が残っていましたので、
「今年」「5年前」「10年前」の
8月(真冬)の電気料金を比較検証したいと思います。
まずは、条件を記します。
- 2LDKのタウンハウスで、キッチン&リビングはオープンです。
- 旦那さんと私の2人家族。
- コロナの前までは、日中は仕事で不在にしていました。
- この10年間、同じ家に住んでいます。
- 2LDKで、電気料金が高いか安いかではなく、時系列での料金比較です。
では、さっそく比較してみましょう。
2021年8月の電気代(今年)
電気料金 NZ$ 129.02
電気使用量 423 kWh
kWhの単価 30.500 cent
カウント日数 31 days (2021年8月2日〜9月1日)
電気会社 Contact Energy
2016年8月の電気代(5年前)
電気料金 NZ$ 122.44
電気使用量 427 kWh
kWhの単価 28.515 cent
カウント日数 31 days (2016年8月2日〜9月1日)
電気会社 Contact Energy
考察1
「今年」と「5年前」を比較すると、
電気の使用量は、ほんのわずか 4 kWh 減りましたが、
料金は NZ$7.13 上がっています。
物価上昇とともに、電気の単価が少し値上げになっているので、
仕方がありません。
コロナの影響で在宅の時間が増えたり、
ロックダウンで、自分でパンを焼いたり自炊が増えたので、
電気の消費量が上がっているかと思いましたが、
ある工夫をしたことで、ここまで抑えられたのだと思います。
後ほど紹介します。
2011年8月の電気代(10年前)
10年前は別の電気会社を使っていましたので、請求書のフォームが異なりますが、
詳細は下記の通りです。
電気料金 NZ$ 179.66
電気使用量 560 kWh
kWhの単価 26.172 cent
カウント日数 29 days (2011年8月3日〜8月31日)
電気会社 empower
考察2
現在より電気の単価(kWh)が安かった10年前ですが、
電気料金がいちばん高額だったのは、
なんと10年前です。
今年8月の請求金額よりも、NZ$ 50.09も高いです。
しかも、カウントされている日数が 2日間少ないにも関わらず、
電気の使用量も最も多い560 kWhでした。
この頃は「どうやったら節約できる?」と真剣に考えた事がなく、
無駄遣いしていないのだから、ほどほどに節約できているでしょうと
勘違いしていました。
電気代を抑えるコツ
この10年の間に、いろいろ試してみて、
今では、節約のために、こんな工夫をしています。
こちらの記事にまとめました。
ローテクなので、誰でも気軽にできます。
最後に
電気代がいちばん高かったのは「10年前」という想定外の結果で、
これを見つけた時、私自身もさすがに驚愕でした。
物価の上昇と共に、電気の単価が上がっていて当然ですので、
これはまさに「節約の成果」の現れだと言えます。
冬は8月だけではありませんので、
この10年間で、かなりセーブできたのではないかと思います。
冬場の電気代を節約するのに大切なのは、
熱を逃さないようにすることなので、小さな行動の積み重ねです。
ニュージーランドは、これから気温が上がってきますので、
NZ在住の方は、ぜひ来年の冬に試してみて下さい。
日本は、NZの住宅事情と異なり、お家の気密性も高く、
一軒家なら雨戸もあるでしょうから、(NZの家には雨戸がないんです)
こちらより暖かいのではないかと思います。
お金をセーブするだけでなく、地球のためにも
エネルギーの消費を減らすのはエコフレンドリーですよね。
「ちょっとした行動」が、ハッキリ数字(請求書)に現れますので、
「節約」楽しいですよ!
小さな意識改革、ぜひ試してみて下さい。
それではまた。