こんにちは、NZオークランド在住のManaです。
新型コロナのパンデミックが始まって以来、感染者数やワクチンについての、リサーチや統計データがニュース番組で使われるとき「ジョンズ・ホプキンス大学」という名を、よく耳にするようになったと思いませんか?
アメリカの有名大学といえば、ハーバード大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ大学などありますが、ジョンズ・ホプキンス大学って、どんな大学なんだろう?と疑問になり調べてみると、世界屈指の医学部を有し、付属のジョンズ・ホプキンズ病院は、格付けランキングで常に上位をキープしているほど、医学の研究で名が知れているそう。
今回は、ジョンズ・ホプキンス大学にあるコロナウイルス・リソース・センターのウェブサイトで、ニュージーランドのワクチン接種率は世界平均の上なのか下なのか、世界で何位なのかチェックしてみました。
世界のコロナ感染者数やワクチン接種率については、ネット上のあちこちに情報がありますが、データが更新されていなくて古いことが多々あります。
コロナウイルス・リソース・センターは、データのアップデートが早く信頼できる内容になっています。
ジョンズ・ホプキンス大学とは?
アメリカ合衆国のメリーランド州ボルチモアにある、米国でも有数の難関大学です。
世界屈指の医学部を有し、脳神経外科学、心臓外科学、小児科学、児童精神医学などの
の学問を生み出して来ました。
また近年では、新型コロナの研究にも長けています。
政財界から学術分野まで幅広い分野で指導的人材を育成し、スタンフォード大学に並び、多くのノーベル賞受賞者を輩出しているという格の高い大学なんです。
現在のニュージーランドのワクチン接種率
さて、ニュージーランドでは、3日ほど前に、人口の80%が2回のワクチン接種を完了したとアナウンスされたばかりです。
ジョンズ・ホプキンス大学のコロナウイルス・リソース・センターのデータに反映されているでしょうか。
以下の通りです。(11月13日)
2回のワクチン接種が完了している人口割合が、たったの68.47%と表示されています。
あれ?変だな。80%に到達したはず。更新されてないのか?
NZ保健省のサイト(11月12日)を再度確認すると、このようになっていました。
※保健省の数字が更新されてなかったので、11月12日のデータです。
12歳以上の人口のワクチン接種率は80%なのですが、12歳以下を含めた全人口での割合は67%という訳です。
ジョンズ・ホプキンスの情報は、早くて正確でした。しかも毎日更新。
ニュージーランドのページはここから。
日本のページはここです。
ニュージーランドのワクチン接種率は、世界何位?
ジョンズ・ホプキンス大学のウェブサイトに、人口に対するワクチン接種率の世界順位が示されているページがあります。
上のグラフは、スクリーンショットで、全部が表示出来ていませんが、
ニュージーランドは世界平均でもかなり上位のほうで、28位です。
日本はもっと上位で18位です。
(常に更新されていますので、順位は入れ替わります。)
もし興味があれば、ジョンズ・ホプキンス大学のウェブサイトで、ぜひ確認してみて下さい。
リンクは⬇️。英語オンリーです。
[ View All ]をクリックすると、100以上の国名が表示され、世界平均を基準に、上位は水色、下位は黄土色で色分けされています。
台湾、ロシア、ベトナムのワクチン接種率が世界平均よりも下位だったのには、少し驚きでした。
ロシアはコロナによる死亡者が多いことで最近再びニュースになりましたが、国産ワクチンに対する不信感が強くワクチンは普及していないそう。どうりで接種率は世界平均以下なわけですね。ファイザーのワクチンを打つために、海外に出る人もいるんだとか。
最後に
感染力の高いデルタ株だけに、ワクチン接種率が高い国は安泰とは言い切れませんが、グラフの上位国を見てみると、比較的アウトブレイクを抑えられているように見受けられます。
世界順位を目の当たりにすると、ワクチンを購入できる豊かな国に生まれて幸運だったと思う今日この頃です。
私の場合、「そういう国に住めて」が正しい表現ですね。しかも無料。
それではまた。