こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
オミクロン株が話題になる前の話ですが、職場で1名、コロナの陽性者が確認されました。
その日は出勤してなかったので、私は濃厚接触者にはならずに済んだのですが、2人のスタッフが自宅隔離することになりました。
発覚したのは金曜日の午前中、職場のビルディングは、週末の間に消毒(Deep Cleaning)が入ったそうです。
幸いなことに、今まで私の知人にはコロナの感染者がいなかったので、こんなに身近なところで感染者が出たのはショックでした。
それにしても、同じ日に出勤していた人はもっといるはず。
どうして、2人だけが隔離になり、他のスタッフは大丈夫だったのか疑問になりました。
どんな環境だと濃厚接触者となるのか、何となくしか理解していませんでしたので、この機会にちょっと調べてみました。
接触者の種類は3つ
Close Contact(濃厚接触者)
ウイルス感染者と、2メートル以内の距離で、15分以上過ごした人。
Casual Contact(濃厚接触ではないが接触があった人)
食器、タオル、便座、シャワーなどをシェアした人(家族や同居人と言えそうです)
Casual Plus Contact (Casual Contactよりハイリスクな場所で、濃厚接触ではないが接触があった人)
学校や職場を意味するそうです。(トイレのシェアは避けられないですものね)
万が一、自分が接触者になった場合「どんな対処が必要か」このサイトに書かれています。
何日隔離が必要になるのか、家族はどうするのか、検査は何回受ける必要があるか、など。
コロナのヘルスライン0800-358-5453に相談するのが早いかも知れません。
ワクチンは接種済だったの?病状は?
濃厚接触者になった2人は、2週間仕事を休み、4回のPCR検査を受けて、すでに職場に復帰して来ています。
昨日から、陽性だったスタッフが自宅療養を終えて、職場に戻って来たので、どんな症状だったのか聞いてみました。
彼女の場合、頭痛、鼻水、喉の痛みで、ほぼ風邪と同じ症状だったそうです。インフルエンザかと思った、と言っていました。
自宅療養中に死亡というニュースが立て続けにあったので、郵送でオキシメーター(血中酸素測定器)が送られて来た時には、自分も同じ運命になるのではないかと不安になったそう。
体調確認の電話が毎日あり、その時の病状に変化がないか細かく質問されるので、日々悪化していくのかと恐怖感が募り、不安な気持ちが病状よりストレスだったと話していました。
2週間の自宅隔離が終了し、彼女はすぐに職場に復帰しようと思っていたようですが、陰性証明を提出するよう言われ、その書類に2週間かかってしまい、結局1ヶ月間も欠勤しました。
ちなみに感染時、彼女は1回目のワクチン接種は済んでいたものの、2回目の接種がまだでした。
大事に至らなくて、本当に良かったです。
思うこと
みんな感染したくないのに陽性になってしまった人は気の毒だと、私はいつも思います。
注意しながら生活していても、感染することはありますし、それは本人のせいではないわけですからね。
でも、このケース、ちょっと違ったんです!
この女性が Naughty ノーティー(人の言う事をきかない、ちょっと悪い)な人だったんですよ。
禁止されているにも関わらず、屋内で友達複数人とお食事会をしてコロナ感染したんだそう。
あれほど屋外オンリーと言われていたのに、ルールを破ってしまったのです。
(え、それくらい、みんなもやってるって?私は屋外でしか友達と会ってないですよ)
彼女も被害者といえば被害者ですが、自業自得でもあります。
さらに、運が悪かったな、くらいにしか思っていないような話っぷりに、危機感に対する温度差を感じました。。。
濃厚接触者になってしまった 2人は、陰性だったのが救いですが、不安な気持ちで10日間も過ごし本当にお気の毒です。
この登場人物、全員ニュージーランド人(パキハとマオリ)です。
こんな事があったばかりなので、一応マスクはしてるものの、鼻がマスクから出ていたり、無意識に外して着け忘れたり、マスク苦手の現地の人たち困ります。。。
サニタイザーもあまり使ってる様子がないし、気が緩みすぎではないですかって言いたいです。
デルタで重症化する人もいるってことを忘れないで欲しいな。
コロナを身近に経験して、この程度なら大丈夫って思っちゃってるのかしら。
それともワクチン打ったから大丈夫という安心感なのかしら。
そういう私も、仕事中や買い物中、Keep Distance(人と人との間隔)ちゃんとしてないなぁ。
最近は 1日の新規感染者数が150人前後で減少傾向?になり、少し緊張感がなくなって来ているので、改めて気を引き締めた方がいいのかなと思いました。
それではまた。