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【NZ生活】我が家のローストダック:なんと大切な○○○を捨ててしまって大失敗

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こんにちは、NZオークランド在住のManaです。

 

クリスマスイヴに、おつとめ品の特価で買ったダック(鴨)を調理してみましたので、レビューしたいと思います。

 

クリスマスイヴのおつとめ品は割引率が凄かったです。

その時の記事はこちら。運命を感じました。笑

www.followyourheart.info

 

さてさて調理するのは、こちらの丸々1匹のダック(2KG)です。

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これが NZ$7.59なんて、信じられますか? 破格です。

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もともとの値段が気になって、シールを剥がしてみると、なんとNZ$30.00!

この興奮をご理解頂けますでしょうか。笑

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日本にいた頃、温泉地などで、鴨汁や鴨鍋を食べた記憶はありますが、正直「鴨」にはあまり馴染みはありませんでした。

 

ニュージーランドに来てからは、オークランドで有名な北京ダックのレストランに行ったりする事もあったので、それで鴨の美味しさを知りました。

 

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北京ダックのイメージから、私的には、かなり期待値が高いのですが、パッケージをよく見ると、ヨーロピアン風な味付けです。オレンジ&クランベリーですって。笑

 

多分、不味そーって思った方がいたと思うので、身をもって食した感想をお伝えします。

 

調理開始

袋だから出してみると、こんな感じの真空パック。

これは腹側。スタフィングが見えます。

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こちらは背中側ですが、この姿が苦手。ネックが畳まれてるのが怖い。。。

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やっぱり私は触れそうにないので、オーブン料理が得意なダーリンに任せる事にしました。

こういう時だけ、ダーリンの事をマスターシェフと呼んでいます。笑

 

普段は、キッチンは「女の城」だから、私に任せてね(=口出さないでね)と豪語してるんですが。笑

 

調理手順(袋の裏面)

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1 オーブンを150度で余熱する。

2 ダックを袋から出し、ロースト用のトレイに乗せる。

3 オーブンの中心で3時間ローストする。

4 オーブンから取り出したら、10〜15分ほど冷ましてから、カットして盛りつける。

 

ロースト用のトレイに乗せました。。。

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待つこと3時間

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美味しそうに焼けました!

 

ダックから、200ccくらいの大量のオイルが出て来たので、途中でトレイを取り替えました。

チキンと違って、かなり脂が出るんです。

 

言葉には出さず、身体に悪そう。。。と思いながら、オイルを新聞紙に含ませてポリ袋へ。

 

ところが、それが、大失敗

 

なんとこのオイル、ヘルシー志向の人が好んで購入するほどの健康食品だったのです。

なんて勿体ない事をしてしまったのでしょう。。。

知らなかったんですもの。しょぼん。。。

 

ダックの脂肪酸は最強

ダックの脂は、血中のコレステロールを下げる不飽和脂肪酸の含有量が高く、とっても健康的なオイルなんです。

 

脂肪酸は、不飽和脂肪酸・一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)・多価不飽和脂肪酸(α-リノレン酸)に分けられ、その比率が 3:4:3が、理想的なバランスと言われています。

 

ダックはまさに、3:4:3の理想な食べ物。

 

一瞬、脂っぽくて身体に悪くないの?と思いましたが、動物性の脂の中で最も魚の脂に近く

体内でDHAに変わるα-リノレン酸も多く含んでいます。

 

ダックのオイル(脂)は、冷ますとすぐに白く固まりますが、人の体温よりも低い20度以下で溶け出すので、身体に蓄積されにくいのです。

 

しかも、Duck Fat(鴨脂)は、スーパーで瓶やカップに入って売っているらしく、調べてみると、お値段15〜20ドルもします!

 

ちなみに、ダック(鴨)の肉は、ビタミンB1とB2が豊富で、糖質や脂肪の代謝を促進し、関節の健康維持、疲労回復に効果的なんだそう。

 

さらに、鉄分は鶏肉の約10倍で貧血予防に期待でき、コラーゲンも豊富でお肌にハリを与えてくれます。

 

ダック(鴨)って、身も脂も、健康維持にイイ事ずくめ。

 

最後に

北京ダックをイメージして、一口サイズに切り分けたかったのですが、チキンと異なり、骨がするっと外れてくれず、ぶつ切りする事にしました。

 

骨がしっかりしてて、上手く切れず、包丁を痛めてしまいました。研ぎ直さないと。

骨まで切れる中華包丁みたいのがあれば良かったのですが。

 

食べてみた感想は、北京ダックみたいで美味しかったです。

ダック独特のくさみはありますが、ジューシーで本当に美味しかったです。

脂肪分もヘルシーと分かったので、心置きなく食べられました。笑

リピありです!(特価なら)

次回は、ちゃんとオイルを取っておきたいと思います。

 

ただ、このダック、ヨーロピアン風の味付けで、スタフィング(ダックの腹部に入れてあるパン粉)に、オレンジとクランベリーが入っています。

 

正直、スタフィングの部分は、私は、あえてもう一度食べたいとは思いませんが、お肉とフルーツソース系のコンビネーションは海外ではあるあるなので、好きな人は好きかも知れませんよ。

 

今回、2KGと大きいサイズだったので、かなり余りましたが、骨を取り除き、食べやすいサイズにして、冷凍しました。

 

年越しそばは、鴨ねぎそばにしようかと思います。

 

それではまた。