こんにちは、NZオークランド在住のManaです。
昨日の保健省の発表によると、ワクチン接種の間隔を短くするとし、明日2月4日から、2回目のワクチン接種日から3ヶ月間経過していれば、ブースターショット(追加接種)を受けられるようになります。
つい先日、この間隔は6ヶ月間から4ヶ月間に変わったばかりなのに、今度は4ヶ月間から3ヶ月間へとさらに短縮です。
感染症の専門家や学者たちは、ニュージーランドでのオミクロンの感染拡大のピークは3月中旬から後半という予見ですので、その前に、多くの人たちにブースターショットを接種してほしいという国の狙いがあります。
昨年10月に行われたスーパーサタデーというワクチン接種イベントをきっかけに、ワクチン接種率がグンと上がりましたが、その時に1回目の接種を受けた人は、2回目を11月下旬か12月初旬に受け、3回目がギリギリ間に合うかどうか、というところですね。
特にマオリやパシフィックアイランダーの人たちを心配しているのでしょう。
昨日の会見では、ブースター対象人口の68%がすでに接種済みという報告でしたが、ワクチン接種の間隔を3ヶ月間にすることで、「今週末には18歳以上の人口の3分の2がブースターを受けられる事になる」と誇らしげに言っていました。
国としては、それは「素晴らしい?」事なのかも知れませんが、受ける側としては、副反応が気になります。
しかも、今のファイザーはオミクロン用に作られた訳ではないので、ブースター打っても感染は避けられないようですし。。。
ブースターではないんですが、旦那さんの職場では、2回目のワクチン接種後1週間以内に病院のお世話になった人が2人、亡くなった人が1人います。
私が住んでいるタウンハウスのご近所さんも、軽い心筋症で病院のお世話になったと言っていました。今はピンピン元気にしています。
TVニュースなどではほぼ聞きませんが、ワクチンがきっかけで、何かしらの病気が発症するケースもあるのは事実です。怖いですよね。
そんな中、私の職場にいる中年以上(40歳以上)のスタッフの約70%がすでにブースター接種済みです。
副反応について尋ねてみたところ、女性の多くは翌日発熱した様子。
熱が治っても倦怠感が1週間近く長引いたという人も居て、2回目の時より副反応が重かったと言っていました。
人それぞれと分かっていても、こういう話は、聞けば聞くほど不安が募ってしまいますよね。
一方、男性は腕の痛みと倦怠感くらいで、さほど体調不良を感じていなかった様子。体温計を持っていないローカルの人が多いので、そもそも気にしていなかったのかも。
ブースターの副反応は強く出る?
昨日ググっていたら、アメリカのFDA Advisory Committee Meeting の資料を日本語にしたある医師のブログを見つけました。
3回目の副反応は強く出るのか?という不安を若干払拭してくれるものでした。
資料は、アメリカFDAのウェブサイト(https://www.fda.gov/media/153409/download)にファイザーワクチンの副反応についてPDFファイルがあります。81ページもあるので私は読んでいません。笑
一般的に、3回目のワクチン接種後の副反応は強く出ると考えられてきましたが、この医師のブログによると、ファイザーの2回目接種後の副反応と3回目の副反応は、「同等」もしくは「軽い」という調査報告だったそうです。
ただこの調査は60歳以上の人が対象だったようで、若い世代でどうなるかはまだわからない、と付け加えていました。
私は中年世代ですので、都合よく解釈しよう!と思いました。笑
イギリスも、オーストラリアも、すでにブースター接種の間隔を3ヶ月間にしています。
だから、ニュージーランドも3ヶ月間に短縮することは驚くこともないのですが、本当に必要なのかな?という気持ちはあります。
イスラエルで3回目のワクチン接種が始まった去年の中旬頃(今では4回目ですが、どうなっているんだろ)に読んだ記事によれば、ワクチンだけでは感染拡大は防げないって事だったので、やっぱりマスクをしたり、手を洗ったり、換気したり、人が大勢いるところを避けたり、感染しないための個人の意識が大切なんだと思います。
自宅隔離している人たち、ちゃんとお家でおとなしくステイしてるのかな。
この意識レベルがみなさん違うので困ります。
旦那さんがメンバーの近所のスポーツジムで感染者が出ましたし、向かいのイベントセンターもLocation of interestsになりました。
徐々にですが、間違いなく感染は拡大しています。
先日、専門家が人口の半分がオミクロンに感染する可能性があると言っていました。
ブースター接種したところで、オミクロンの感染は避けられないようですが、少なくとも入院のリスクは下げられそうです。
BA1だの BA2だの出てきて、ますます感染力がアップしているという噂も。
やっぱり早めにブースター受けようかな?まだ悩んでいます。。。
理化学研究所のスーパーコンピュータの感染分析がこちらでみれます。
下のリンクは日本の厚生労働省のウェブサイトです。気になる方は読んでみて下さい。
それではまた。