こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
今日は、ときどき思い出すと、頭の中がスッキリして、前向きにしくれる英語の名文句(短文)を紹介します。
偉人の名セリフを聞いても、その時の自分の心情によって響き方がそれぞれだったり、置かれている立場によって受け取り方が異なると思います。
紹介する名文句は、多くの場面、状況、境遇に当てはめる事ができるフレキシブルな名文句です。
ありふれた言葉ですが、哲学、心理学などの要素が含まれていて、考えれば考えるほど、味のある深い言葉だと私は思っています。
自分に言い聞かせるのも良し、家族や友達を励ますのにも効果的です。
どなたかの心に響いたら幸いです。では、早速紹介していきます。
Focus on what you have and not what is missing.
自分が持っているものにしっかりフォーカスして、欠けている(劣っている)事柄に目を向けない、という意味です。
欠けている何かを嘆き悲しむより、今の自分が持っているものに意識を注いでみると、いいものを持っている自分に気付けるはずです。
これは、能力だったり、物質的なモノだったり、精神的なものだったり、人間関係だったり、恩恵だったり、何にでも当てはめて考える事ができる言葉です。
Focus on what you can control and not what you cannot control.
自分がコントロールできない事より、コントロールできる事柄に意識を集中する。
生きていれば、自分ではどうにもならない事がたくさんあります。
いちいち苛立ったり、くよくよ考えたりしても、コントロールできないものはできない。
自分がコントロールできることだけに焦点を合わせよう、という事です。
コントロールできない事柄は人それぞれで、人間関係、親子関係、健康、金銭、世界情勢など多種多様です。
ストレスを感じるような場面で、一旦、これはコントロールできる?できない?と自問自答してみると、解決策が見えやすくなります。
コントロールできない事柄に執着していても、自分が疲弊したり、時間が無駄になることもあるので、時には「わりきる事」が大切だと教えてくれる言葉です。
もちろん、コントロールできる事には真摯に向き合う前提あっての話です。
Focus on the Present (the now). Past is past. Future is not here yet.
今にフォーカスする。過去は過去。未来はまだ来てない。
良い事も悪い事も、過去は過去。
過去の栄光にすがるだけでは成長が止まりますし、過去の失敗に執着していては変化(進歩)できません。
大切なのは「今」にフォーカスすること。
未来はまだ来ていないので、今をどう生きるか、何をするかで未来を変えられます。
行動の目的を明確に意識する事で、前向きな気持ちに導いてくれる言葉です。
今を見つめ、丁寧に生きると幸福感が上がり、自分を取り巻く人々も幸せにできます。
最後に
みんな置かれた立場がそれぞれなので、多くのシチュエーションに合致するように「抽象的」に書いたつもりなのですが、これらの名文句の良さが伝わりましたでしょうか。
自分がどこにフォーカスするか次第で、物事の受け取り方を変える事ができるのです。
自分がすべき事の優先順位をクリアにしてくれたり、もやもやしてたものがすんなり納得できたり、何らかの気づきを与えてくれます。
今、目の前にあるものを大切にして、今を丁寧に生きたいですね。
みなさんも、試しにときどき思い出してみて下さい。
それではまた。