こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
去年、職場でデルタ株の感染者が確認された時は、保健省の指導により、職場のディープ・クリーニング(deep cleaning)のため2日間くらい休みになりました。
ペストコントロール(害虫駆除)さながらの装備で、噴霧器を背負って、クリーニングしてました。
当時はスーパーもよく、感染経路の1つとなり、ディープ・クリーニングの為に数日間営業できないなんて事もありましたよね。
今じゃ、全く聞かなくなった「ディープ・クリーニング」という言葉、一体どうなっているのでしょう?
隔離施設がなくなり、自宅隔離がメインの今、自分が陽性から陰性になった後、住まいでどんなクリーニングをすれば良いのでしょうか?
そんな疑問に答えてくれる記事を見つけました。これ👇です。
住まいの殺菌
この記事は、ある女性がコロナ感染後、陰性になってから、家中のタオル、枕カバー、ブランケット、クッションなどクリーニングし、床にモップをかけ、ベンチトップ、ドアハンドル、電気のスイッチなどを殺菌剤で拭いたという話から始まります。
糖尿病の持病がある免疫力が弱い母親がこの女性のお家を訪問するにあたり、このようなクリーニングをしたという事ですが、果たしてこれで充分なのか、不足なのか、どんなケミカルを使えばいいのか、どの程度すべきなのかは、ハッキリ分かりませんよね。
ディープ・クリーニングとは、表面に付着した汚れやバクテリアをクリーニングすることで、定期的に清掃しない場所で行う、というのが定義のようです。
結論からいうと、一般家庭ではディープ・クリーニングは必要なく、スーパーなどで販売されている殺菌剤スプレー(disinfectant)で充分だそう。
コロナウイルスの研究が進み、ウイルスが感染拡大するにはホスト(身体)が必要で、モノの表面に付着したコロナのウイルスは、長くは生き残らない事が明らかになっています。
一般的な感染経路は空気に浮遊したコロナのウイルスです。
むしろこちらが重要。
ニュージーランドでは、冷凍食品の倉庫でスタッフが陽性になり話題になった事もありますが、冷凍状態か常温か、環境で違いはあるにせよ、ホストがなければいずれ死滅します。
住まいの殺菌は、家族や多数の人がよく触るとされる、ドアノブ、キッチンカウンター、テーブル、電気のスイッチ、洗面所などの表面を殺菌剤(disinfectant)を使って拭き取ることが推奨されています。
これだけで、他への感染リスクを下げられます。大げさな事は必要ありません。
洋服は洗剤に殺菌剤(disinfectant)をプラスして洗濯できますし、布団、枕、クッションなどは、太陽の光を浴びせるだけ効果があります。
そもそも洋服などから伝染することは一般的ではありませんが、もし、お年寄りや免疫力が弱い人が側にいる場合は、頭の隅には置いておきたいですね。
もっとも重要なのは換気
隔離期間が終わった直後に人と会う場合は屋外を推奨するとこの記事には書かれていました。
現行ルールの隔離期間は7日間ですが、陰性になっていても、咳と鼻水などの症状が残ったままの人も結構いますからね。
風邪引いてる人の側には寄りたくないのと同じ感覚で、検査結果が陰性と分かっていても、キープディスタンスしたいですよね。。。
インドアの場合は、窓を開け空気の入れ替えをしっかり心がけるか、空気清浄機も効果的、と基本中の基本な事が書かれていました。笑
空気清浄機もいろいろありますが、HEPAフィルター方式の空気清浄機(air purifier)に限り、ウィルス低減効果があるそうです。
ちなみに、ニュージーランドでは、NZ$300 - $1500くらいで販売されています。
私の知人で、最近陽性になった人が4人いますが、1人はメルボルン帰り、1人はクライストチャーチ帰り、1人はフィリピン帰り、1人はネルソン帰りで、それぞれ行き先は異なりますが、共通点はフライトでした。
特に国際線は陰性証明がないと飛行機に乗れませんでの、フライト中に感染した可能性が高いと思われます。
やっぱり換気が重要なんですね。
それとも、同じフライトでも感染しない人もいる訳ですから、自分の免疫力次第か??
はたまたマスクの性能なんかも関係しているのかもですね。
最後に
先週ニュージーランドでもオミクロンBA4が確認され、昨日ボーダーでBA5が確認されました。
徐々にオークランド中心地のバーやレストランにも人が戻って来てますが、私はまだしばらく店内での飲食は控えようと思っています。(テイクアウェイで我慢)
これからインフルエンザの流行もあるかも知れませんし、コロナも2度3度感染する人が増えて来てますから、まだまだマスク生活は続きそうです。
それではまた。