こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
先日、職場にいるチャイニーズのスタッフから、「日本語(カタカナ)が書いてあるお米を買ったのだけど、食感が普通のお米と全然違くて、これは一体何用のお米か分かる?」と質問されました。
「粘りがすごい」と言っていたので、てっきりアジアン食材店で、間違ってもち米を購入したのかと思いきや、現地のスーパーマーケット(Pak'n Save)で、5kg $9.99 という破格で購入したらしく、写真を見せてくれました。
もち米ではなさそう。見たことないな。
ちょうどその日の夕方にスーパーに行く予定があったので、そのお米をチェックしてみる事にしました。
日本では、日本米の種類が豊富ですが、NZのスーパーにも、多種のお米が販売されています。
ミディアム・グレイン・ライス、ロング・グレイン・ライス、ブラウン・ライス、タイのジャスミンライス、インドのバスマティライスなど、料理に合わせて気軽にお米を選べます。
でも、そのほとんどがサラサラのお米で、日本米のような粘りがあって、もっちりしている個性的なお米は、寿司用として売られている物しか見たことがありません。
例のお米 HINATA がありました! 5kgで、$15.99。
あれ?
$9.99じゃないのね、セールが終わったのか?
パッケージの裏面を見てみると、ベトナム産のお米をオーストラリアがインポートして、ニュージーランドに入って来た様子。
日本食や寿司に向いていると書かれています。
これを見ると、オーストラリア、ニュージーランド、香港、シンガポールに輸出されていることが分かります。
その場で、お米の用途と値段を、職場のチャイニーズスタッフにテキストメッセージを送りました。(私は食べてないから正直味はわからないけど。。。)
もしこの価格で、日本のお米のように、粘りがあって、しっとりしているなら、私も是非試してみたい。
見れば見るほど興味が湧いて来ました。
すると、そこへ彼女からの返信。
彼女が住むエリアのPak'n Saveではまだ$9.99で売っているとの事、そちらで買ってもらう事にしました。
同じPak'n Saveというフランチャイズのスーパーマーケットでも、こんなに値段が異なるんですね。。。
翌日HINATAを受取り、早速炊いてみる事にしました。
日本のお米 5kg をジャパンマートで買うとしたら、$30くらいはすると思うので、過剰な味への期待はせず、ダメ元で。。
しかも、そのチャイニーズのスタッフは、自分はお粥で食べるからいいけど、旦那さんは食感が嫌いと言ったらしい。
中国だってお米の国なのに、そんなに違うものかしら。。。
こちら、炊く前の写真。
こちらは、炊き上がり。
かすかにつやもあって、いい感じに炊けました。
ヒナタ(HINATA)を試食
実際食べてみたところ、日本のお米のように粘りがあって、私的には大満足でした。
日本の美味しいお米を食べ慣れている方にとっては、グレードの低い日本米と感じるかもしれません。。。
お米自体の甘さというかフレグランスは薄い印象ですが、外国産のお米ですから、それは仕方ない、土壌が違いますもんね。
一般的なミディアム・グレイン・ライスは、乾燥して直ぐにパサパサになるのに対し、このお米は、翌日もしっとりしていました。
お米がキープするモイストが、とても日本のお米っぽい!
海外の他のお米とは全然違う食感でした。
サラサラのお米に慣れている方や、硬めのお米が好きな方には、違和感があるのも納得。
それだけ粘りがあるんです。
海外在住の日本人の方、もしどこかでHINATAを見つけたら、是非一度このお米を試してみて下さい!
それではまた。