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【失敗談】海外でメガネを作って大失敗。作る前に確認しておきたい3つのポイント

こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。

 

日本では、JINS や Zoff など、安価で短時間仕上がりのメガネ屋さんが増えてきて、ファッションに合わせてメガネを何本も作る事ができますが、ニュージーランドでメガネを作るのはまだまだ高い買い物の1つです。

 

気軽には買えないので、ニュージーランド在住の日本人の方は、一時帰国の際にメガネを作る方が多いのではないでしょうか。

 

私もその一人でした。しかし、仕事に支障が出始めたので、思い切って現地でメガネを作ることに。

 

Specsavers(スペックセーバー)というメガネ屋さんで、NZ$400という大枚を叩いてメガネを購入しましたが、前途多難でした。

 

数あるメガネ屋さんの中でSpecsaversを選んだ理由は、比較的リーズナブルなのと、イギリスの小売チェーン店なので、サービスや保証が悪くないだろうと思ったからです。

 

今回は、ニュージーランドでメガネを作った私の失敗談とその対処法、事前に確認しておきたいポイントをまとめてみました。

 

これから、海外でメガネを購入されるどなたかの参考になれば幸いです。

 

※ 大失敗の原因はSpecsaversの不手際やサービスの問題ではありません。

 

納品されたメガネでは、ぼやけて見えない。原因はこれ!

 

視力測定のマシーンを通しての検眼を終えた後、写真のような(イメージフォト)検査用メガネに試しレンズを入れ、実際の見え方を確認しました。

パソコン用に新調だったので、50cmくらいの距離がとてもクリアに見えました。

 

これで作ってもらえれば完璧!と思っていたのですが、納品されたメガネは、スマホの文字はクリアに見えますが、パソコンはぼやけて見えない。。。

 

数日間、自分で距離感の調整を試みていたところ、原因が分かりました。

 

これです!

外国人用(彫りが深い人用)のフレームは、鼻パッドが小さい(浅い)から、レンズが目に近いのです。

 

 

試しレンズを入れたメガネと、出来上がってきたメガネでは、目とレンズの距離が異なるので、度がキツく感じられます。

 

このフレームは、アジア人の平らな顔には不向きってことか。。。

 

まつ毛がレンズに触れるほど近くはありませんが、目的を果たさないのでは作った意味がありません。

 

対処法:シリコン鼻パッド

このフレームは、鼻パッドの調整ができないタイプですが、私も旦那さんもとても気に入って購入したので、何とかして着用したい。

 

そこで、AliExpressでシリコンの鼻パッドを注文してみました。

 

購入したのは、2.5mmの厚さで、見え方は多少良くなりましたが、もう少し目とレンズの距離を広げたい。

 

調べていたら、こんな商品を見つけました。

つけまつ毛やエクステをしてる人や、鼻が低い人用に、3.5mm / 4.5mmの鼻パッドがありました。

その名も「モチアガール」笑

 

私は試していませんが、もし私と同じ悩みをお持ちの方がいたら、試してみる価値はあると思います。

 

使いやすいメガネに大変身!

私は、急遽日本への一時帰国が決まり、最寄駅にある JINSでメガネを作ることにしました。

 

ついでに、このフレームを何とかして活かしたいと相談すると、良いフレームですねと言って、挟み込むタイプのシリコン鼻パッドを着けてくれました。

 

 

写真で伝わりますでしょうか。

鼻パッドがかなり大きく(深く)なりました。

目との距離感がちょうど良くなって、パソコンの画面がクリアで見やすくなり感動しました。

 

JINSのスタッフさんの、神対応に感謝です。

 

しかし、一難去って、また一難。

 

JINSで別途新調したメガネが軽くてあまりにも快適なので、今度はガラスレンズの重さが気になり始め、それが不快になりました。

 

レンズ交換だけなら、5,500円とのこと。

ニュージーランドのメガネ事情を考えたら、とってもお安い!

 

考えた末、JINS定番の軽いレンズを入れてもらう事にしました。

大正解!とても使いやすいメガネに大変身!

道のりは長かったですが、終わり良ければ全て良しです。

 

購入前に確認しておきたい3つのポイント

メガネを購入する際には、いくつものフレームを試着するかと思いますが、デザインが自分の顔に似合っているかに気を配り、他の事に気が回らないこともあります。

 

海外でメガネを作るなら、以下の点にも注意を払ってみて下さい。

 

フレーム(鼻パッド固定タイプ)

目とレンズの距離は適切か。調整可能か。

また、レンズの中心が下がり過ぎていないか。

 

重さ

レンズの重さは許容範囲か。

 

プラスチックのレンズは賛否両論あるようですが、私自身、軽いレンズに慣れていることもあり、久しぶりの重いレンズでかなり違和感がありました。

 

ちなみにレンズの厚さは、追加料金を支払えば薄くする事が可能です。

 

納品までの時間

当日なのか、数週間後なのか。

 

ニュージーランドのSpecsaversの場合、レンズはオーストラリアから送られて来るそうで、納品までに10〜14日間かかります。

 

イギリスのSpecsaversでは当日納品と聞いていたので、2週間には驚かされました。

 

英語力が不安?

 

検眼の時の英語が不安という方もいるかと思いますが、中学英語で大丈夫です。

視力測定の「あいうえお」が、アルファベットになっているだけです。

 

そして、マシーンを使っての検査は、「1番目と2番目、どちらが良く見える?」というシンプルな質問が繰り返され、どんどんレンズを替えていってくれます。

自分から「ぼやける、歪む、濃い、薄い」など表現する必要はないので難しくありませんよ。

 

最後に

最終的に、お気に入りのメガネが仕事用として一番使いやすくなったのでとてもハッピーです。

 

Specsaversのスタッフさんが事前にアドバイスしてくれてたら、こんな事にはならなかったのにと思いますが、「たら・れば」の話をしても仕方ないですね。

 

今回の失敗で、いろいろ勉強になりました。

次回は、もっと注意を払ってメガネ選びができそうです。

 

追伸:

後日、旦那さんの会社の福利厚生で、メガネ費用を負担してもらえる事が分かりました。家族の分までカバーしてくれるなんて太っ腹。

はたいた大枚 NZ$400が戻ってきて、有終の美を飾ってくれました。