こんにちは、NZオークランド在住のManaです。
ニュージーランドでは、もう随分前からマスクをする義務がなくなっています。
先月日本に一時帰国した際の飛行機の中で、日本では屋内でマスク着用が義務付けられているとアナウンスがあり、着陸寸前に乗客にマスクが配られました。
マスクをしない生活に慣れていたので、国によって対応が大きく異なることを改めて感じました。
オークランドで、私が日常よく行くチャイマでは、店員さんはもちろんのこと、お客さんもマスク着用率がかなり高いです。昨日は8割くらいの人がマスクをしてて驚きました。
まだニュージーランドには入って来ていませんが、中国のゼロコロナ政策緩和後に感染急増しているオミクロンBF.7を警戒しているのかなと思わせるほどでした。
そして、ここ1 〜2 週間は、現地スーパーのCountdownやPak'nSveでも、マスク着用率が上がっている気がします。
特にクリスマスという大イベントがあったので、ショッピングモールやスーパーもかなり「密」な状態でした。
私は今年の7月にコロナに感染した経験があり症状も軽かったので、再感染したくはないものの、警戒心が薄れています。
バッグに常備しているサニタイザーのボトルの存在すら忘れていました。
しかしながら、職場に夏休みだけ短期間でバイトに来ている大学生をみていたら、気を引き締めなくちゃという気持ちになりました。
いつも元気なキーウィの男子学生が、いかにも風邪っぽい顔をして出勤して来ました。マスク嫌いな若者がマスクを着用してるので変だなと思った同僚は、どうしたの?と聞くと、両親が陽性になったから一応マスクしておこうと思って、という返答。
しかも、自分はRATs検査していないという。
理由は、その晩に友達の21歳バースデーパーティーが盛大に開かれるので、それをミスしたくないのだそう。
それって、ダメですよね。
検査してないから陽性かどうかわからない、言い換えると、陽性という事実を知りたくないから検査しないって事ですよね。
陽性だったなら、パーティーに来る人みんなに移してしまう事になるとは考えないのでしょうかね。
他にもこんな子がいました。(後から発覚したんですが)
ウェリントンに実家がある女子大生がマスクをして出勤して来ました。
見た目は元気そうでしたが、たまにコンコン咳をしていたので、私は必要最低限の会話しかせず少し距離を保っていました。誰も何も言いませんでしたが、実は他のスタッフもみんな距離をおいていた様子。
翌日、その子は家族とクリスマスを過ごすために、飛行機でウェリントンに里帰りしたのですが、どうやら本人は「陽性」である事を知っていたのに出勤したと別のバイトの子から発覚しました。
職場でコロナをばら撒く事に良心が痛まないのだろうか、はたまた機内の高齢者に感染させてしまったらどうしようという迷いはないのだろうかとか、彼女の自己中な行動に立腹。
私が怒って、不愉快になったところで意味がありません。
サマーホリデーですし、こういう人はかなり沢山いると思います。
こうなったら、やはり自分の身は自分で守るしかないと考えざるおえません。
久しぶりに、ネットニュースを読み漁ってみると、オミクロンの亜種は、BA.4, BA.5, BA.2.75, BQ.1.1, XBBなどなど多数あります。
現在ニュージーランドで主流なのは、BA.2.75で、全体の39%を占めているそうです。
私が以前感染したのは、時期的にBA.4 or BA.5 なので、再感染の可能性は大いに有り。
ちなみに、現在中国で爆発的に感染拡大している BF.7 という変異株は、ワクチンをしてても、免疫があっても、それをすり抜ける率が既存の亜種より高いのだそう。
久々ですが、NZ保健省のウェブサイトで最近の新規感染者数をチェックしてみる事にしました。
NZ保健省のwebはこちら。
現在は、毎日情報が更新されず、1週間単位での情報がアップデートされています。
ピークの頃に比べたらまだまだ少ないですが、人口は少なく、夏だから密の環境も少ないというのに、感染者が増えているのは顕著です。(下のグラフ)
先週の感染者数は 42,570人で、1日あたりの感染者数は 6081人でした。
増加中の意味の上向きの矢印がついていました。
しかし、数時間後には情報がアップデートされ、数字がかなり下がっていました。
多くの人がホリデーに入っていて、コロナ陽性になっても、わざわざ My Covid Record に情報をアップロードしないのではないかと想像します。
それに、現行ルールは7日間の自主隔離(Self- Isolatiion)ですが、抜けるような青空が広がっていたら、多少症状があっても出かけたくなる気も解ります。
来年1月中旬くらいまで保健省の数字は全然あてになりそうにありませんので、やはり自分自身で気を付けなければなりませんね。
クリスマス前には、こんな記事がありました。
多くの人たちがコロナのせいで、家族や友達とのクリスマスイベント(お食事会やパーティー)をキャンセルしなければならないという内容なのですが、正義感を持ってキャンセルした人もいれば、悪びれた風もなく気にせず行動した人もいたはず。(うちの職場のバイトちゃんのように。。。)
もうそれはコントロールしようがありません。
年末年始のお休みを楽しむためにも、人が密になる場所ではマスク着用、人とシェアするものを触ったらサニタイザー、帰宅したら手洗い&うがいを忘れないようにしたいと思います。
それではまた。