こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
中国のゼロコロナ政策緩和後に、爆発的な感染拡大で、中国の病院がひっ迫している様子や火葬場の混雑状況を、テレビやネットニュースで見た方も多いのではないでしょうか。
それと同時に、中国本土からの入国者(観光客)に、コロナの陰性証明(出発の48時間前)を義務付ける国が増えてきています。
オミクロン変異株の多くは重症化率が低いと言われていますが、さらに新しい変異株については未知であり、研究が進み情報が明らかになるまでは、警戒して当然でしょう。
下の記事によると、アメリカ、イギリス、フランス、インド、日本、イタリア、スペイン、マレーシア、台湾、韓国などが、すでに中国からの入国者に陰性証明を求める方針です。
アメリカでは、中国本土だけでなく、香港やマカオからの入国者にも同じ措置をしています。
フランスでは、中国からの入国者に対し、到着時にランダムでPCRテストを行うそう。
インドでは、中国、香港、日本、韓国、タイからの入国者に陰性証明を必須とし、症状が出たり陽性になった場合は、隔離されるそうです。
(第8波の日本も含まれてます。)
日本では、中国本土からの旅行者に陰性証明を求め、現地で陽性反応が出た場合は7日間の隔離が必要となります。
イタリアでは、中国からの入国者全員に迅速抗原検査(RATs)を実施し始めています。
1月の1週目ですが、多くの国で方針を固め、中国からの旅行者(入国者)に陰性証明を求める動きがあります。
ニュージーランドは、どうするのでしょう。。。
下のリンクは、オーストラリアのサンデー・モーニング・ヘラルドという新聞のネットニュースで、オーストラリアが1月5日から、中国からの入国者に対し陰性証明を求めることを発表したという記事です。
オーストラリアが決断したのなら、ニュージーランドももうすぐ発表があるかも知れません。
上のrnz.co.nzの記事によると、ニュージーランドは絶好のサマーホリデーシーズンなので、この先2ヶ月間の間に、53万人の観光客を見込んでいるんだそう。
コロナ前の2019年には中国からの観光客40万人が訪れ、今年2023年は15万人を見込んでいるらしいです。
しかしながら、NZ-中国間のフライトが限られているために想定通りに行くかどうかは分かりません。
現在分かっている情報では、この夏の外国人観光客のほとんどが、オーストラリア、北米、ヨーロッパからの旅行者なのだそうです。
下のリンクは、ニュージーランドはどうするのか?という 1 news.co.nzの記事です。
オーストラリアが中国本土からの旅行者に陰性証明を義務付けた話から始まります。
オーストラリアが規制を強化(変更)すると、ニュージーランドもそれに続く傾向があるので、その流れになるのでしょうか。
専門家は、中国だけでなく、全ての国からの旅行者に検査(陰性証明)をリクエストするのも選択肢と言っています。
「海外での感染再拡大もあるので、念の為」というやんわりした言い方になっているんですが、これって日本も含まれてますよね。。。
感染が拡大した経験がある国からの旅行者や、感染状況の情報を発表してない(情報不足)からの国の渡航者に、検査が必要と言っています。
納得です。
国によって、主流となっているオミクロンの変異株も異なりますし、まだ誰も把握していない新種の変異株も存在するのかも知れません。
そういう存在を知るためにも、しっかりボーダーコントロールして欲しいです。
絶好の行楽シーズン、夏のかきいれどきに、国としては、旅行者の足かせになる規制はかけたくないでしょうから、頭を痛めてるに違いありません。
でもニュージーランドが何もせずいる間に、万が一感染拡大したら、立場が逆転してしまうので、早めに手を打って欲しいですね。
大袈裟ですが、ニュージーランドからの渡航者全員にPCR検査なんてことになりませんように。
早くコロナのない世界に戻ることを願うばかりです。
それではまた。