こんにちは、NZオークランド在住のManaです。
トロピカル・サイクロン・ガブリエル(Tropical Cyclone Gabrielle)がニュージーランド北部に接近中で、昨晩からすでに雨が降り出しています。
3段階の警戒レベルORANGEだったオークランドですが、先ほどから、警戒レベルREDに引き上げられました。
警戒レベルREDのエリアは、オークランド、ノースランド、コロマンデル、ギズボーンです。
オークランドのハーバーブリッジも既に通行止めになりました。
現在、オークランドの中心地は雨量が少ないもののかなり強風になってきています。
このエリアで豪雨が始まるのは、22時以降と予想されていて、テレビ、ラジオなどで、それまでに準備をするよう注意喚起されています。
上のリンクの記事によると、ノースランドとオークランドの一部で停電になる可能性があり、甚大なダメージであれば、復旧に数日かかる事もあるので、電気がない状態で数日間生活できるような準備をするように声をかけています。
クリス・ヒプキンス首相は、本日の会見で、深刻な天候状況(警報)真剣に受け止めしっかり警戒し、万が一に備え準備をするように働きかけました。
また「食料品のパニック・バイ(Panic Buy)はする必要はない」と言っています。
しかしながら、食料品をストックアップして備える人々が多いようで、スーパーマーケットでは、まるでコロナのロックダウン時を思い出させるような品薄の状態になっているが現状です。
土砂崩れで運輸のすでが絶たれれば、食糧不足になるのは目に見えていますので、不安になるのは当然と思います。
また、強風警報も出ているので、特に背の高い車両やモーターバイクは風に煽られる危険があるため充分警戒するように呼びかけていました。
(背の高い車両って、スーパーのトラックとか。。。)
オークランド市長のウェイン・ブラウンは、2週間前の豪雨により土地がぬかるんでいる為、今回の強風で多くの倒木の可能性もあり、それが原因で大きな災害につながる危険があるため、気をつけるよう促していました。
確かに、倒木で電線が切れ停電になったり、人や家や自動車が潰されたり、道路が通行できなくなったり、想像できない被害が出るかも知れません。
Emergency Alert (緊急警報)
本日午後2時22分に、オークランド居住者のスマホに、緊急警報メッセージが送られました。
2月12日午後4時から2月14日午後9時まで、豪雨&強風警報です。
倒木の被害、停電、波浪(高波、河川の増水)、洪水、土砂崩れなどの可能性があります。
「今、準備して下さい」
緊急時に必要なものを集めたり、強風で散らばりそうな物をくくりつける若しくは移動するようにして下さい。
そして、必要がなければ外出を控えるようにして下さい。
危険を感じたら、避難をして下さい。
という内容になっています。
ハードウェアショップ(金物屋)の止水用のサンドバッグは、どこも売り切れになっているようです。
Mairangi Bay、St Heliers、Westgateにサンドバッグ・ステーションがありますが無くなってきているようです。
危険を感じたら、とにかく避難して下さい。
洪水に関しては、 0800 22 22 00
命の危険に関しては、111
避難先の情報はこちらです。
www.aucklandemergencymanagement.org.nz
万が一に備える
今日スーパーに行きましたが、特に食パン・卵は全くありませんでした。
卵に関しては最近Egg Shortageの別の問題があるのでそのせいかも知れませんが。
その他も、がら空きの棚がちらほら。
我が家は米もパスタも沢山あるので、停電にさえならなければ大丈夫そう。
子どもの頃に雷でよく停電になっていた記憶がありますが、もう何年も停電を経験していないので不安です。
充電できる電化製品はとりあえず、早めに充電。
万が一のために、調理用のカセットコンロを引っ張り出しておました。
いざとなればBBQ用のガスもある。
懐中電灯の電池も大丈夫。
キャンドルも十分あります。
どこかで大きな地滑りがあれば、断水の可能性がないわけではないので、家にある全てのボトルにお水をいっぱいに入れる予定です。
念の為、お湯を沸かし7つある魔法ビン(真空フラスク)に保存しておこうと思います。
個人個人で出来ることは限られますが、気づいたことは準備しておきたいので準備にかかります。
最後に
緊急警報の期間が結構長くて不安が募ります。
我が家は洪水の心配はなさそうですが、谷のように窪んだ公園が家の前にあるので、風の流れが気になります。
強風で屋根がどうなるか怖い。。。
ニュージーランド北部の方、オークランド、コロマンデル、ギズボーンの方、気象情報に注意しながら、特に気をつけてお過ごし下さい。
皆さまが安全に過ごせるよう願っています。
それではまた。