こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
みなさん、THE BODY SHOP(ザ・ボディショップ)が、世界的に閉店ラッシュの危機を迎えていることをご存知でしたか?
THE BODY SHOP(ザ・ボディショップ)は、イギリス発の自然派化粧品ブランドで、スキンケア、ボディケア、フレグランスなど販売しています。
ボディバター、ハンドクリーム、ホワイトムスクなどが有名ですね。
ホワイトムスクは、清潔感のある石けんのような、爽やかでありながら温かみがある上品な香りで、大流行しました。
動物実験反対を先駆けたり、貧困国から天然の素材を買い付け、その対価として公正な代金を払うコミュニティートレードにも力を入れたり、昨年2024年には全製品のヴィーガン化を達成していました。
また、プラスチック容器の削減を目指してリフィル方式を推進するなど、持続可能な地球環境へつながる活動をしていました。
そのTHE BODY SHOP(ザ・ボディショップ)、2024年2月に発祥の地である英国で事業が破綻し、約200店舗あったうちの半数以上が店舗閉鎖しました。
続いて、2024年3月には、アメリカやカナダでも完全撤退を表明しました。
同年7月には、フランスでも店舗閉鎖が発表されました。
そして、ついに、
ニュージーランドにあった16店舗のTHE BODY SHOP(ザ・ボディショップ)が全て閉店となりました。
同時にオンラインサービスも停止されています。
2025年4月2日、閉店についての記事はこちら⬇️リンクで。
とても残念です。
自分の普段使いでは購入しないものの、ギフトでもらうと嬉しい代物でした。
私はよく、人に渡すちょっとしたお礼やプレゼントで利用していました。
お隣のオーストラリアでは、どうなんでしょう?
THE BODY SHOP Australiaのウェブサイトによると、まだ90以上の店舗が営業しているようです。
オーストラリアの店舗一覧は⬇️のリンク。
ニュージーランドに居るボディショップ好きの方には、オーストラリア土産で、ギフトとして贈ると喜ばれるかも知れませんね。
日本はどうなのでしょう?気になります。
THE BODY SHOP Japan のウェブサイトで、店舗一覧をチェックしてみたところ、日本全国に50店舗ありました。(良かった〜)
ただ東京には5店舗しかない事に驚きでした。(もっと多いと想像してました)
2020年には、103店舗あったそうなので、事業を縮小していることは間違いありませんね。
他国のように完全撤退しないという事は、きっとそれなりに需要があるという事でしょう。
ザ・ボディショップは、昔から看板(ロゴマーク)が変わらないので、気づかなかったのですが、2006年にはロレアルがザ・ボディショップ買収し、2017年にはブラジルのナチュラ・コーへ株式を売却しました。さらに2023年には、ドイツの投資企業アウレリウスが買収したそうです。
色々あったんですね。。。
今回は、ニュージーランドからTHE BODY SHOPが消えた寂しいお話でした。
それではまた。