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ニュージーランドの治安ってどうなの?空き巣が日本の28倍。在住者が教える犯罪件数ワースト10と対策エリア

こんにちは、NZオークランド在住のManaです。

 

「ニュージーランドは治安が良くて平和な国」 そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

確かに、大自然に囲まれたこの国はとても穏やかで、人々も温かいです。

 

でも、実際に住んでみると「日本と同じ感覚でいては危ない」と感じる場面に、実は何度も遭遇してきました。

 

先日も、私の同僚が混雑したバスの中で、全く気づかないうちにスマホを盗まれてしまいました。私自身も、過去に2回も空き巣に入られた苦い経験があります。

 

そこで今回は、大使館や警察の最新データをもとに、日本人が遭いやすい犯罪被害ワースト10と、オークランドの要注意エリアをまとめました。

 

脅かすつもりはありません。

ただ、「何が起きやすいか」を知って、正しく備えるだけで防げる被害がほとんどです。

 

これからワーホリや留学、仕事で長期滞在、旅行でニュージーランドへ来る皆さんが、最後まで笑顔で過ごせるよう、現地のリアルな防犯対策をお伝えしますね。

 

1. 車上荒らし (Theft from Vehicles)

圧倒的に多い被害です。駐車場や路上に停めた車から、窓ガラスを割られて荷物を盗まれます

  • 特徴: わずか数分でも、外から見える場所にバッグやスマホがあるだけで狙われます。

→ 私の経験:助手席の窓ガラスが割られ、TEMUで買った安いサングラスが盗まれました。サングラスより、ガラスの修理代が高かった事は言うまでもありません。。。なので、とにかく何も置かないように気を付けています。

2. 空き巣・住居侵入 (Burglary)

NZの住居侵入率は、日本の約28倍(2024年統計)と非常に高水準です。

  • 特徴: 留守中だけでなく、在宅中に裏庭から侵入されるケースもあります。

→ 私の経験:2回も空き巣に入られ、MacBook、TV、ジュエリー、オメガの腕時計などを盗られました。セキュリティのアラームを付けていたにも関わらず、見事に配線が切られていました。家の中で、泥棒と鉢合わせにならなかった事が不幸中の幸いです。

3. スリ・置き引き (Theft / Pickpocketing)

カフェ、マクドナルド、図書館などで、席に荷物を置いたままトイレに立ったりする短い間に、カバンを置き引きされる事があります。

フードコートではリュック(デイバッグ)を椅子の後ろに掛けたりするとスリに狙われます。

  • 特徴: 「日本と同じ感覚」でいると真っ先に標的になります。

4. オンライン詐欺・フィッシング (Fraud and Deception)

近年、アジア系住民の間で急増している被害です。

  • 特徴: 銀行を装ったSMS、偽のオンラインショッピングサイト、実在しない子犬の販売詐欺などが多発しています。

→ 知人の親御さん:スポーツアスリートが出演している健康食品の偽広告を見て、カード決済の手続きをしてしまった。しばらく騙された事に気づかず、高額の被害に。(後に銀行の調査のおかげで返済せずには済みました)

5. 自動車盗難 (Vehicle Theft)

車内の荷物だけでなく、車そのものが盗まれる被害も増えています。

  • 特徴: ニュージーランドでは壊れない事で定評のある日本の中古車が人気ですが、古い年式の日本車はセキュリティが弱く、盗難されやすい傾向にあります。

6. 強盗 (Robbery / Aggravated Robbery)

路上や夜の繁華街で、武器(刃物やバットなど)を持った集団に襲われるケースです。

  • 特徴: 発生率は日本の約32倍。特に夜間の独り歩きは危険です。

7. 性犯罪 (Sexual Assault)

女性が被害に遭うケースが多く、発生率は日本の約6倍〜12倍とされています。

  • 特徴: 知り合ったばかりの人物からの被害や、バーでの飲み物への薬物混入(スパイク)に注意が必要です。いい人のフリをして近づいてくる悪い日本人もいるので用心して!

週末の深夜、パブやナイトクラブの周辺で酔っ払いに絡まれる、または喧嘩に巻き込まれる被害です。

  • 特徴: オークランドのクイーンストリートやKロードなど、特定のエリアで多発します。

→ 知人のご主人の経験:深夜に車で、息子(25歳)を迎えに行った知人のご主人、駐車していた場所にガラの悪い奴らが現れてボコボコにされ、病院に救急搬送。。。信じられない出来事でした。男性でも深夜は何が起きるか予想できませんの油断禁物。

9. 器物損壊 (Property Damage)

家のフェンスへの落書きや、理由のない車の損壊などです。

  • 特徴: ターゲットにされるというより、治安の悪い地域で無差別に発生します。

10. ヘイトクライム・差別的嫌がらせ (Hate Incidents)

アジア系住民に対する暴言や嫌がらせの報告が増えています。

  • 特徴: 公共交通機関や路上で、人種を理由とした不快な言葉を投げかけられるなどの事案です。

→ 私の経験:NZではバス停でバスを待っている時に素通りされた事がありますが、嫌な言葉を投げかけられた事はありません。オーストラリアに住んでいた時は、生卵を投げられた事があります。

 

オークランドで犯罪発生件数が多いエリアはどこ?

警察の発表をもとに在留邦人の被害件数が多い注意度ランキングです。

※「住まない方がいい場所」という意味ではありません。

 

1位:Auckland CBD(市中心部)

最も被害が多いエリア

よくある犯罪:夜間の暴行、路上強盗、車上荒らし、置き引き、ホームレス絡みのトラブル

夜22時以降は特に注意。

 

2位:South Auckland(Otara、Mangere)

特徴:侵入盗、車盗難、暴力事件

※統計的に発生率が高いエリア。

 

3位:Papatoetoe

車関連犯罪が多い、夜間の空き巣、路上トラブル

 

4位:Manurewa

住居侵入、若者グループによる窃盗

 

5位:Henderson(West Auckland)

車上荒らし、スーパー駐車場での盗難

 

6位:New Lynn

駐車場犯罪、夜間トラブル

 

7位:Mt Roskill

住宅侵入、車盗難

 

8位:Glen Innes

空き巣、若者による軽犯罪

 

番外:Albany(North Shore)

ノースショアは比較的安全ですが、ショッピングモール周辺の車上荒らしの被害はあるようです。

 

番外:Takapuna(North Shore)

ビーチが綺麗なので夜のお散歩したくなりますが、夜間はビーチ周辺やバー周辺はトラブルが多いようです。

 

日本人が特に気を付けるポイント

車に荷物を絶対に置かない
夜のCBD一人歩きを避ける
Marketplace詐欺に注意
日本感覚で「置きっぱなし」しない
シェアハウスは鍵管理徹底

 

実際の体感

長年オークランドに在住してますが、昼間は普通に生活できます。

 

大使館の資料等によると、NZの犯罪率は日本と比較して驚くほど高いですが、怖がる必要はありません。

 

重要な事実として、殺人・銃犯罪はごく少なく、無差別テロも非常に稀です。(まずない)

 

つまり、命の危険より、財産犯罪が圧倒的に多いので、自分が用心していれば回避可能な被害が多々あるということです。

 

自分は大丈夫という過信を捨てる事が最大の防御となります。

 

これから長期滞在、ワーホリ、留学される方の、どなたかのお役に立てれば幸いです。

 

それではまた。