こんにちは、NZオークランド在住のManaです。
先日ちょっと用事ができて、初めてサウスオークランドのManurewa(マヌレワ)という所に行きました。
治安が悪いと聞いていましたし、繁華街と呼べるほど賑やかでもないので、今まで、取り立てて行く必要がありませんでした。
用事を済ませ、せっかくここまで来たのだから、ショッピングモールはどんな様子か立ち寄る事にしたんです。(ロックダウンの前の話)
サウスモール マヌレワ(Southmall Manurewa)という小さなモールで、足を一歩踏み入れた途端、どこかのパシフィックアイランドに来たような異国の雰囲気でした。
「異国の雰囲気」と書くと、ゴージャスな印象になってしまうかもしれませんが、全くその逆で、フィジー、サモア、トンガ、バヌアツのようなパシフィックアイランドでも、観光客は行かないような、ローカルのごちゃごちゃした乱雑な感じのお店が連なっていました。
サマードレス、アロハシャツなどの洋服屋さん、お花の首飾りや造花などを売る雑貨屋さん、国際送金会社、2ドルショップなどが目につきました。マヌレワに限らず、パシフィックアイランダーが多く住むエリアでは、この手のお店をよく見かけます。
東京育ちの私には、ちょっと場末感?があるように見えましたが、それはそれで楽しかったです。
そこでですね、ニュージーランドとは思えない昭和の面影を見つけたんです。
昔のまんまの旧式ガチャ!
子どもの頃に、兄と夢中になって「スーパーカー消しゴム」を集めた記憶が蘇って来ました。
当時、20円、30円くらいだっと思います。
カプセルの中身が何か覗いてみると、ネックレス、ブレスレット、腕時計などでした。
NZ$2.00コイン専用になっているので、150〜160円くらい。
スーパーボールもありました。懐かしい。
ガチャガチャを所有するお店はこんな感じ。
フィッシュ&チップス、チャイニーズフード、サンドイッチ、コーヒー、ミルクシェークなどをしてるランチバーのような店です。
ショッピングモールから駅に抜ける通路にあるので、コロナでなければ、ローカルの人で賑わっているではないかと思います。
お店のウィンドウに、さらにレトロな看板を発見!
子どもの頃よく見かけたソフトクリームの看板???
「ザ昭和」な感じが懐かしくて、しばらく見入ってしまいました。
白く消されているところに、もしや、日本語が入っていたのかしら?
気になったので、調べてみる事にしました。
昔から、ソフトクリームやアイスクリームのコーンといえば、男の子のキャラクターでしたよね?
同世代の方は頷いてくれてると思うのですが、⬆️の男の子でした???
それとも、こっちですか?
このマスコットキャラクターの生みの親は、日世(ニッセイ)という会社で、アメリカで流行っていたソフトクリームを、1951年に日本にインポートし、ブレイクさせたんだそうです。
そんな昔から、日本にソフトクリームがあったんですね。
ソフトクリームの歴史は、下のリンクから。
日世株式会社のウェブサイトを見てみると、
男の子がニックン、女の子がセイちゃんという名前なんだそう。
ニックンと、看板の男の子とは、似ていますが、シャツの色、ズボンの形、くつの色、舌の向き、まつ毛とまゆ毛、そばかすなど、微妙に違うのです。
しっくり来ない。。。
私が懐かしいと感じたソフトクリームの看板は、一体、誰なんだろう?
調べてみたところ、なんと1960年代からニュージーランドで愛されるアイコンで、フロスティ・ボーイ(Frosty Boy)と呼ばれるキャラクターである事がわかりました。
オリジナルはニュージーランドですが、のちにオーストラリアのアイスクリーム製造会社に売られてしまったようです。なので、ニュージーランドのあちこちにこの看板があっておかしくないですよね。
早いもので、オセアニアに20年間(オーストラリアとニュージーランド)も住んでいます。
フロスティ・ボーイを懐かしいと感じるという事は、無意識に、いつもどこかで見かけていたからなんでしょうね。
お騒がせしました。。。
最後におまけ!
ニックンのサイトで見つけた、ご当地ソフトクリームMAPです。
さすが日本、都道府県ごとに名産があって素晴らしいですね。
りんごソフト、さくらんぼソフト、伊予柑ソフト、マンゴーソフト、美味しそう!
かにみそソフト、しょうゆソフト、いかすみソフトなど、話題性はありますが、遠慮したい微妙なソフトもいっぱいありますね。。。笑。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
それではまた。