こんにちは、NZオークランド在住のManaです。
サイクロン・ガブリエルは、ニュージーランド北島の東側にいますが、ゆっくりと南東へ進んでいます。
私が住んでいるオークランドの中心地は、雨は止んでいますが、ビュービュー、ゴーゴーと音を立てて強風が吹いています。
大雨がストップしたので山場は越したように感じますが、強風は明日(水曜日)の正午まで続く予報ですので、まだ注意が必要です。
オークランドは、警戒レベル3(最高)の強風警報が出ており、150km/hの強風が南西から吹き込んでいます。
木や電柱が家屋に倒れたり、交通機関、輸送機関、電気の供給、電話会社のアンテナ(ネットワーク)などに、大きな被害が出る可能性があります。
最新の警報 は下のリンク(MetService)で確認できます。
車で外出していたところ、小高い丘(森林)が地滑りで土砂が流れ出し通行止めになっている道路がありました。
モーターウェイでは、車両が強風に煽られ、ふわふわ、ふらふらして、ハンドルを握る手に汗をかきました。
また、木の枝、ゴミ、バンパーなどの自動車の部品が落ちていて、通常のスピードでは走行できない状況で怖かったです。
ガブリエルによる各地の被害状況
下のリンクは、NZ Herald のウェブニュースです。
この記事によると、
本日、国家緊急事態宣言(National State of Emergency)が発令されました。
前回は、Local でしたが、National に変わっています。
ノースランド、オークランド、コロマンデル、ベイ・オブ・プレンティ、ワイカト、ギズボーン、ホークス・ベイ、タラナキなど、30以上のエリアに強風大雨警報が出ています。
地滑り、洪水、倒木により、広範囲に渡り停電が発生しています。(225,000世帯)
ホークス・ベイ、ギスボーンの停電は、復旧までに数日から数週間かかる見込みです。
救急サービスによれば、昨晩、家が倒壊する、住宅に倒木した、洪水になった、地滑りが起きた、河川が氾濫したなど、900にも及ぶ緊急救助のコールがあったそうです。
ピーハ、ケレケレ、コロマンデルの住宅エリアでは、救助が困難で、完全に断離されている場所があります。
ムリワイの住宅地では、家が倒壊し救助隊員が行方不明になっています。
昨晩オークランド中心地では、50もの高層マンションで、強風によるビルディング倒壊を懸念した人たちが避難しました。
オークランド・トランスポートによると、オークランド(ワイヘキ含)だけでも、現在80ヶ所の道路が通行止めになっています。
オークランド北部・西部には、地割れにより道路が完全に分断され、孤立しているエリアも出てきています。
このリンクは、各地の写真です。
オークランド中心地でも倒木
先ほど散歩に出た旦那さんが写真を撮って来ました。
地盤が緩んで倒木の危険はまだありますので、木の近くを歩いたり、車をパーキングしたりするときは充分注意して下さい。
ニュージーランド在住の皆さまが、ご無事でいる事を祈っております。
それではまた。