こんにちは、NZ在住のManaです。
日本の政治家の裏金問題、やっと処分が決まったようですね。
2023年12月に発覚してから、のらりくらりやって、時間かかりました。
まだ詳しくニュースを見てないない方は、下のNHKの記事をどうぞ。
それにしても、違和感が半端ないです。
処分があまりにも甘すぎて、これでは真面目に頑張っている国民のやる気を失わせますよね。
パーティーでの資金集め、さらに「脱税」、これは犯罪です。
上の東京新聞のリンクの見出しにあるように、処分が軽くてホッとした、何とか「逃げ切った」と胸を撫で下ろしている関係議員がほとんどではなかろうかと思います。
こんな事では、国民が頑張って生きていこうという意欲を削ぎ、日本人はどんどん二極化して行く事間違いなしです。
昨日おすすめ動画に上がってきた、三崎優太さん(青汁王子)の動画は「勇気がある発言」だなと思ったので貼り付けます。興味がある方はどうぞ。
視聴者のコメントを読むだけでも、不平等すぎて穏やかでない気持ちがよく伝わってきます。
このまま国民の声を聞かずに、甘すぎる処分で有耶無耶にされるなら、政治に興味を持つ若者は減るでしょうし、日本に嫌気をさして海外移住する人が増えそうですね。
基本中の基本ですが、有権者の意思を国や地方自治体の政策に反映させることが政治家の役割です。
基本に戻って、有権者の意思に耳を傾けるべきです。
今後、何かしらのアクションを起こしてくれる事を期待したいです。(期待するだけ無駄か。。。)
NZのMP(議員)のけしからぬ不始末
日本に比べたらレベチの話ですが、ニュージーランドでも、こんな事がありました。
「MP」とは「Member of Parliament」の略で、いわゆる「議員さん」を指します。
市民を代表して、政府の仕事を確認し、異議を唱え、効果的な法律を作り、現在の大きな問題について議論する役割を果たしています。
2023年12月、万引きで起訴された元議員でGolriz Ghahraman ゴリズ・ガフラマンという女性がいます。
万引き疑惑が浮上した1週間後には、議員を辞職しました。
そして、2024年3月までに4回の裁判が行われています。
何を万引きしたかというと、意外にも、ドレス、シャツ、カバンなどのアパレルです。
高級ブティックだったため、被害総額 NZ$10,000に及ぶという事ですが、議員ですから、それなりの給与はあったはず。不可解でなりません。
極度なストレスで精神的に病んでいたそうですが、法に触れる行為をしたわけですから、議員を継続できないのは当然です。
話は変わりますが、ニュージーランド在住の人は、下の写真の女性、元法務大臣のKiri Allan キリ・アランをご存知かと思いますが、最近見かけないと思っている人も多いのではないでしょうか。
2023年7月に飲酒運転で、現行犯逮捕され起訴されています。
法務大臣が法を犯しては本末転倒。
飲酒ドライブのチェックをしている警察官に喰ってかかったと言われています。
その後、閣僚の役割を辞任しました。
裁判は2024年5月を予定されているのでもうすぐ。
コロナの時も、サイクロン・ガブリエルの時も、大変活躍した大臣だっただけに残念でした。
日本だったら、お抱え運転手がいて、飲酒後に自分で運転するシチュエーションはなさそうなので、これまた唖然とした出来事でした。
最後に
昨年12月に発覚したパーティー券の裏金問題(脱税)の処分がやっと決定したものの、全然納得できませんね。
裏金だけでなく、セクハラ、パワハラなどで度々名があがる市長、村長、公務員もいます。
一般人であればそれなりの刑罰・処分となるのに、国家公務員、地方公務員なら、処分が甘いのは、どうにも不平等すぎて、開いた口が塞がりません。
公の職人が、法に触れる行為を行なったら、即、辞任すべきと思いますね。
脱税していた政治家には直ちに、税金+罰金の支払いを命じるべき。
そして、ニュージーランド流ですが、刑務所に入る代わりに、1年間くらいのボランティア活動(コミュニティーサービス)をやったら良いのではないかと思いました。
それではまた。