こんにちは、NZ在住のManaです。
昨今、若者が「出稼ぎ」をしに海外に流出している!というを話題をYouTubeやAbemaTVなどで度々耳にします。
ワーキングホリデービザを取得しての海外渡航(海外出稼ぎ)です。
オーストラリアで、看護師さんが日本の3倍の報酬を受けたとか、農園の肉体労働で日本の2倍の給与もらったとか、このような体験をしている若者が増えてきているのです。
下の日経新聞の記事では、実際どれくらい稼げるのか体験者の例が書かれています。
若い働き手が海外に流出してしまうのは日本にとっては痛手ですが、給料(賃金)が高いんですから当然といえば当然ですよね。
起業や結婚、夢を叶えるには、お金が必要ですから。(世知辛い世の中)
下のリンクは、正社員の賃金に関してですが、日本の賃金の低さが説明されています。
オーストラリアと同じオセアニアに位置するニュージーランドも、日本に比べれば、賃金がかなり良いです。
なんと、来月、2024年4月1日から、最低時給が$23.15(約2050円)になります!
現在NZ$22.70ですので、一気に45セント上がるのはすごいですよね。
物価もそれ相応に上がっていますけど。。。苦笑
時給だけ見ると、生活費を削れば、かなりの貯金が出来そう!
そこで今回は、ニュージーランドのスーパーマーケットで、実際NZ$23.15(1時間労働)で「何がどれだけ買えるのか」検証してみたいと思います。(2024年3月の情報)
ワーホリ目線でコメントもしていきます。
牛乳
牛乳1リットル:$2.48
牛乳2リットル:$3.73
一人暮らしなら1リットルですが、フラットメイトと食費もシェアなら、2リットル・3リットルもオススメです。
卵
12個(1ダズン):$10〜15くらい
鶏舎の卵か放し飼いかで価格には幅があります。
卵にはこだわりがある!って人以外は安いほうでよいと思います。
ステーキ
Tボーンステーキ(340グラム):$12.21
サーロインステーキ(603グラム):$16.28
1時間分の労働で、余裕でステーキが食べられますね。(アイフィレは買えない、さすが高級肉)
牛ひき肉(750グラム):$11.62
牛ひき肉なら、2パックも買えます。(一気にそんなに買わないけど)
小分けに冷凍しておけば、かなり使えます。
味付きポークスペアリブ(1084グラム):$22.22
私の好物です、労働1時間で買えます。笑
魚
サーモンフィレ(319グラム):$15.47
お肉に比べると、魚は若干単価が高いです。
日本のスーパーで売っているシャケの切り身よりはサイズがかなり大きいので、2〜3に切り分けるのもありです。
このフォレは全く塩味がありませんので、切り身に塩を多めに振りかけて冷凍しておくと、味が染みて美味しいです。
パン
食パンは、こちらでは1ローフ(loaf)というサイズで、日本でいう2斤の分量が1パックで売られています。
一般的な白い食パンは日本よりも安価です。
写真は、穀物の粒子や種などが入っているヘルシー思考の食パンですが、1ローフ$4.99です。
安くもないですが、高くもなくてオススメです。
バター
グラスフェド・バター(400グラム):$6.20
さすが酪農国家です。
チーズ
チーズ(1000グラム):$14.00
1キログラムのブロックのチーズは、さすがに大きすぎて、自分がワーホリ時代には買った事がありませんでしたが、今はいつもこのサイズ。
スライスしたり、おろし金でグラインドしたりして食べます。
3等分くらいに分けて、すぐに使わない分は冷凍して置くのもよいですよ。
米
お米(5キログラム):$14.00
最低時給$23.15を考えると、非常にお米はお安いですね。自炊する人の味方!
ただ、味に関しては日本のクオリティーを期待してはいけません。
白いライス、ブラウンライス、ジャスミンライス、バスマティライスなどバラエティーは豊富。
パスタ
パスタ(500グラム):$3.00前後
写真のように、セールの時は、2袋で$5.00って事も度々あります。
インスタント・ラーメン、うどん
インスタント・ラーメン:$2.00前後
うどん:$1.00前後
その昔、私がワーホリしていた頃、とにかく貧乏だったので毎日ラーメンでいいと思った事もあります。(太るのでやめましょう。。。)
インスタント・コーヒー
インスタント・コーヒー(200グラム):$24.89
1時間の労働では買えませんね。。。
ごめんなさい、例がよくなかった。日本でもそうですが、大体1瓶 90グラム・100グラムですよね、でも写真は200グラムです。
それにしても、若干お高め。
ポテトチップス・プリングルス
ポテチ(150グラム):$2.00
プリングルス(134グラム):$4.40
コーラ
コカコーラ(2.25リッター):$3.50
少量の方が高い時があるので注意です。
トイレットペーパー
トイレットペーパー(24ロール):$15.00
日本より安いです。
バナナ
バナナ:1キログラムあたり$3.45
朝食やおやつに重宝するバナナ、価格は日本と同じくらいですが、ニュージーランドでの賃金が良い分、お安く感じるかも知れないですね。
フラット(シェアハウス)
オークランドのフラットは、1週間あたり、$150〜300くらいはします。
ロケーション、部屋の広さなどで幅があります。
一人暮らしではないですよ、シェアです。家賃は高めと言えます。
そこに、WiFi代、電気代などが加算されます。
もちろん食事も付きません。
ホームステイ
現地の学校に留学や、語学学校ではホームステイを手配してくれますが、1週間あたり、$300以上です。
食事は付きますが、毎食ではありません。(確認用)
現地のファミリーと一緒に暮らしますので、自分勝手はできません。自由が効かない事もありますが、それを理解した上で「英語上達」を目指し滞在させてもらうのは良いと思います。
ワーホリさんは、仕事のシフトによって帰り時間が異なるかと思いますが、たびたび帰宅が遅い場合は、ファミリーに失礼なのでフラットにMove onしたほうが良さそう。
最後に
ニュージーランドの物価を見てきました。
ベーシックな食べ物は、日本より安いですね。
家賃は高め。書ききれませんでしたが、公共交通機関も高めです。
ちなみに中古車は比較的安いです。
海外出稼ぎで貯蓄を増やす事が「出来る・出来ない」は、どんな暮らしをするかにもよりますが、個人の経験値とちょっぴりの英語力にも関係があると思います。
仕事を探すコミュニケーション能力と、仕事内容を理解する英語力は最低限必要です。
とはいえ英語はペラペラでなくても仕事は見つかりますので、自信がなくても大丈夫です。
迷っているならチャレンジを!
それではまた。