こんにちは、NZオークランド在住のManaです。
先週の金曜日（8月27日）に、２回目のファイザー製ワクチンの接種をしました。
副反応として、倦怠感、軽い頭痛、微熱、腕の痛みがあったものの
接種後48時間で、それらの症状はすっかりなくなりました。
１つ、想定していなかった事は、
ワクチン接種した腕の一部が赤く腫れた事です。
インフルエンザを始め、過去には複数の予防接種を受けた事があります。
旦那さんの母国（南アフリカ）に行った時も、いくつか予防接種しましたが、
副反応が出たのは今回が初めてでしたので、驚いてしまいました。
ニュージーランドでは耳にしない副反応ですが、
日本では「COVIDアーム」と呼ばれているそうですね。
日本の厚生労働省のウェブサイトによると、
mRNZ（メッセンジャーRNA）ワクチンを接種してから１週間後くらいに
腕の腫れ、熱感、痛み、赤み、かゆみなどが出ることがあるそうです。
モデルナワクチン接種後にこの症状が出ることが多いようですが、
稀にファイザーワクチンでも起こるのだそうです。
ニュージーランドではモデルナワクチンは使われておらず、
ファイザーワクチンの一択ですが、
これも、mRNZ（メッセンジャーRNA）ワクチンであることに
変わりありませんので、こんな反応が出ても不思議ではないですね。
私の場合、ワクチン接種の２日後には患部に熱を持ち、
赤くなって痛がゆい感じでした。
普段の生活には全く支障ありませんが、
何かの前兆だったら怖いので、調べてみることにしました。
腕が腫れた場合の対処法
腕が腫れた原因は、
T細胞と呼ばれる免疫細胞が反応することによる炎症なので、
特に心配する必要はなく、数日で自然に治るのが一般的のようです。
あくまで「皮膚の炎症」と捉えればよさそう。
対処としては、
腕に熱感があり、かゆみを伴う場合は、
冷やすことで炎症を抑える事ができます。
抗ヒスタミン剤やステロイド軟膏で症状が軽くなるそうなので、
虫に刺されて炎症した時と同じ処置です。
痛みがひどい場合はイブプロフェンなどの
非ステロイド性抗炎症薬の服用で軽くなる事があるそうです。
厚生労働省のウェブサイトを参考にしてみて下さい。
冷湿布は効果ある？
熱感とかゆみには、クールダウンがいちばんです。
アイスパックによる冷却が、手頃で効果的です。
しかしながら、仕事や家事などありますので
アイスパックを腕に固定するのは難しいでしょう。
アイスパックの代替えとして使えそうなのは、冷湿布です。
冷湿布を貼っても大丈夫なのでしょうか。
ニュージーランドのGPやクリニックで
処方されることはまずありません。
湿布の臨床試験がほとんど行われていないため、
その効能について評価されていないんだそうです。
とは言え、私たち日本人、
家に、湿布の買い置きがあるという方も多いと思います。
冷湿布には、患部に冷感を与えるメントール成分などが
入っているので爽快感が得られます。
実際、私は冷湿布を貼って、赤く腫れた腕を冷却しました。
湿布のおかげで早く赤みが引いたのかは分かりませんが、
不快感が軽減される事は間違いありません。
ただし、１つ注意点があります。
ググったところ、湿布に含まれるケトプロフェンという成分が
太陽光による光線過敏症を引き起こす事もあるそうです。
長袖を着て患部に太陽光が当たらないようにすれば大丈夫。
ニュージーランドは、まだ冬物を着てるので問題なさそうです。
熱感とかゆみを抑えるなら、これが効く
私は虫刺されなどで、抗体のない異物が体内に入ると
過剰反応する体質です。
以前、虫に刺された部分が水ぶくれになり、ひどい目にあった事があります。
そのおかげで、我慢ができない「かゆみ」との付き合い方を学びました。
かゆみを抑える記事はこちら。
インスタントに、皮膚の熱感とかゆみをコントロールするには、
薬よりも「水」が効きます。
水で熱を持った部位を冷やすことで、かゆみも痛みも一時的に軽減されます。
夏なら、冷たいシャワーでクールダウンすれば一石二鳥ですね。
最後に
私のケースは軽症で、ワクチン接種から５日目で、
赤みも腫れもなくなりました。
もしワクチンによる副反応で、私と同じ症状があり、
数日経っても腫れがひかない場合や、他にも心配な疾患がある場合は、
時間を置き過ぎず早めにドクターに相談される事をお勧めします。
こちらのNZ保健省のウェブサイトで、
ワクチンによる副反応をレポートすることができます。
https://report.vaccine.covid19.govt.nz/s/
それではまた。
