こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
私の住んでいるオークランドは、
日中の最高気温が20度近くまで上がるようになり、
たくさんのお花が咲き始めました。
春らしくなって来て嬉しいのですが、季節の変わり目には、
【お肌の乾燥や痒み】などのトラブルが起きやすいですよね。
私は、8月の中旬くらいから、
顔の痒み(鼻の頭、ほっぺた、あご周辺)、背中の痒み、
手の甲の痒みで、悩んでいました。
ニュージーランドでも春夏は、
牧草をはじめ、スギ、シダ、マツ、イネなどの花粉が飛びますので、
季節柄、花粉のせいかしら?と思ったりもしましたが、
痒みの原因は意外なところにありました。
今回は、私の経験談について書いていきます。
原因不明の痒み
私は虫に刺されると皮膚が過剰反応で水ぶくれになるので、
2年ほど前に、NZのクリニックでアレルギー検査を受けた事があります。
その結果、食べ物や植物などのアレルギーは特にありませんでした。
でも、アレルギー反応は、花粉症のように、
身体が許容できる量を超えた場合に、突然発症すると言いますよね。
許容範囲を超えた「なにか」を摂りすぎたのだろうか。
免疫がないものを摂取して、アレルギー反応がでたのだろうか。
最近、生活習慣を変えた事はないだろうか。
考えてみたところ、
● 以前よりも、マスクを頻繁に着用するようになった。
(NZでマスク必須になったのは最近です)
● ロックダウン中、汗ばむエクササイズをするようになった。
● 気候が良くなって来たので、下着をヒートテックからコットンに変えた。
特にこれが原因と思われるものがないのですが、
ネット上にある膨大な情報の中から、消去法で自分なりに調べてみると、
洗剤アレルギーの可能性?!が浮上して来ました。
エコ目的のすすぎ回数が少ない洗濯機が増えてきて、
すすぎ残しの洗剤や柔軟剤が引き起こす、
皮膚のトラブルが急増しているんだそう。
でも、、、
我が家の洗濯機は、すすぎで大量の水を使用する旧式タイプですし、
洗濯洗剤はいつも同じものを買っているし、
パンツのゴムの線とか、くつ下のゴムの周辺は痒くないし、
当てはまらない点も多々あります。。。
私が愛用していた洗濯洗剤は普通にスーパーに並んでるボトルです。
Downyは、とても良い香りで好きなのですが、
「香料が原因で、肌のトラブルになる事が多い」と、
皮膚科の先生が書いた記事を見つけました。
確かに、外国の洗剤って、香料が強いイメージがありますよね。
(どれもこれも、私からすれば外国製ですが。。。)
半信半疑で、洗濯洗剤を変えてみたところ、
なんと2回目の洗濯以降、 痒みがストップしたのです!
使い慣れていただけに、なぜ今更アレルギー反応?と思いましたが、
知らぬ間に身体に負担がかかっていたという事は間違いなさそうです。
敏感肌用の洗濯洗剤で痒みとおさらば
日本の洗濯洗剤を購入しようか迷いましたが、
良いものは、近くにありました!
灯台下暗しとはこの事です。
私が買ったのはコレです。
パーシル(Persil)の洗剤はいくつかシリーズがありますが、
写真は【敏感肌 Sensitive】用です。
顔の痒み
マスクを着用する機会が増え、
顔に接触する部分(鼻の頭、ほっぺた、アゴ下の広い範囲)が
洗剤に含まれる香料などのケミカルに反応していたようです。
顔が痒くて、お肌がザラザラの時は、気持ちが憂鬱でしたが、
すっかり治りました。
背中の痒み
背中の痒みは、ユニクロのブラトップ着用の時によく起こっていました。
着慣れているブラトップなので、ゴム部や化学繊維が原因でないことは
分かっていましたが、背中(肩甲骨の間)が痒くなったり、
脇の下あたりに10cmくらいのミミズ腫れができることもありました。
これもマスク同様、ゴム部や縫い目に入り込んだ、
わずかに残った洗剤の成分で、肌が反応していたようです。
ちょっとした散歩でも汗ばむ季節になり、
縫い目に入り込んだ洗剤が溶け出やすくなったのかも知れません。
その他に、こちらも優秀でした。
エコストア(Eco Store)と
リビンググリーン(Living Green)という
植物由来🌱の洗剤です。両方とも購入しました。
この手の植物系洗剤は、お肌に優しく、地球にも優しいを謳っているので、
洗浄力が弱めかな?と不安でしたが、汚れもしっかり落としてくれました。
しかも、植物やフルーツなど、ナチュラルな素材から抽出した
ほんのり爽やかな香りづけがされています。
ニュージーランド発:エコストア(Eco Store)の
洗濯洗剤や石けんは日本でも話題になった事があるので、
ご存知の方も多いと思います。
敏感肌の方やエコフレンドリーな方に、本当にオススメです。
手の痒み
ほぼ同じ時期、急に手の甲がカサカサ痒くなり、
1日に何度もハンドクリームをつけるようになりました。
ぬるま湯で食器を洗うと、手の甲がヒリヒリチクチク。
洗濯洗剤の経験があったので、すぐにピンと来ました。
原因は、食器用洗剤でした。
スーパーで購入していたいつもの食器用洗剤が売り切れだったので、
何も考えず、セール品の中から好みの香りのものを購入しました。
それが間違いでした。
後から気づいたのですが、ずっと使っていたのは
敏感肌用の食器用洗剤だったのです。
ソフトハンドとか、ドライスキンなどの記載があります。
(写真:真ん中と右側)
もとの食器用洗剤に戻したら、
手の痒みもヒリヒリも2日間くらいで無くなりました。
改善がこんなに如実に現れたのには驚きでした。
敏感肌用と強調しているだけあって、肌への負担がとても軽いんですね。
使用感も全く違いますよ。
無駄になってしまった大きいボトル(写真左側)は
トイレ掃除にでも使おうと思います。。。
最後に
私の原因不明だったお肌のトラブルは、敏感肌用洗剤を使う事で、
幸いにも解決することができました。
敏感肌でも、乾燥肌でもない、普通肌の私は、
敏感肌用のプロダクツは、成分が薄い?弱い?など想像していましたが、
全くの偏見でした。
敏感肌用プロダクツは、とても優秀です。
アレルギー反応の原因は人それぞれですので、
誰にでも効果が期待できるわけではありませんが、
痒みの原因がわからず悩んでいる方には、
試してみる価値があると思いますよ。
それではまた。