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NZのスーパーで買う、袋のままオーブンで焼ける【手間いらず】ローストチキン

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Waitoa ファミリーローストチキン

 

こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。

 

ニュージーランドで「ローストチキン」といえば、

多くのファミリーから愛される定番メニューです。

 

オーブンに入れるだけで、調理が簡単ですし、

丸々1羽のローストチキンなら、大人4人分の夕食を余裕でカバーできます。

 

それに、ニュージーランドでは、

賃貸の場合、小さめのアパートから一軒家まで、

「オーブン」はキッチンに 標準装備されてるのです!(9割以上)

 

現地の人からすると、オーブンのない台所なんて

「キッチンじゃない!」と言っても過言ではないくらい

あって当然のキッチン家電です。

 

うちの旦那さんも、オーブンディッシュは手慣れたもんで、

よくローストチキン、ローストビーフ、ローストラムを作ってくれます。

(肉食アフリカ人なので、お肉料理はお手の物。笑)

 

日本では、丸々のローストチキンというと、

クリスマスのイメージが強いかも知れませんが、

こちらでは1年中、スーパーでふつうに販売されています。

 

我が家でも、

2週間に1度のペースでローストチキンを食べてますね。

 

大きさによりますが、いつも全部は食べきれませんので、

胸肉あたりを取り分けて冷凍しておき、別の日に頂きます。

 

食べたい時に解凍して、

マヨネーズと和えてサンドイッチの具にしたり、

サラダにの上に乗せたり、棒棒鶏(バンバンジー)を作ったり、

オムライス、パスタ、ドリア、チャーハンなんかにも使えるので

優秀な作り置き惣菜に変身です。

 

長所ばかりを並べましたが、、、難点もあります。

チキン1羽って見た目がちょっと、グロいですよね 。。

キレイに処理されたチキンでも、

あの姿を見ると、手で触るのには抵抗がある

という方も居るのではないでしょうか。

 

そんな方に朗報です。

素手でチキンを触らなくても、

袋のままオーブンで調理できる

ローストチキンがあるんです!

 

 

 

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Waitoa Roast Chicken

これでーす。

 

ニュージーランドのワイカト(Waikato)エリアで、

放し飼いで自由奔放に育ったチキンちゃん 🐓

(Free Range Chicken)でございます。

 

パッケージの真ん中に、ファミリーローストチキンって書かれてますね!

これで4人前くらい。

 

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無添加

パッケージをよく見てみると、

  • 人工調味料なし(人工香料なし)
  • 着色料なし
  • 防腐剤なし
  • ホルモン剤なし

これらのケミカルが使われていないので、ヘルシー志向の方にも安心です。

 

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SPCA

New Zealand Made のシールと、SPCAのシールが貼られています。

ローカルで育ったチキンなので、ニュージーランド・メイドは、

納得ですが、

どうして、こんな所に

SPCAのシールが貼ってあるんだろう?

 

ニュージーランド在住の方はご存知かと思いますが、

日本で読んでくださっている方のために、一言そえますと、

SPCAとは、動物愛護団体の事です。

(Society for the Prevention Cruelty to Animals)

 

調べてみると、

養鶏ファームのお世話のもと、適切な環境で、

ヘルシーに育ったチキンの証🏅だそうです。

 

動物福祉の観点から、食肉用のアニマルであっても、

できるだけ快適な環境で、寒暖の温度差から守ったり、

飢えや渇きがないようケアし、

また、痛みや恐怖を感じさせることなく、

自由に動ける十分な空間を保つことが必要というわけです。

 

このSPCAシールは、

厳しい基準をクリアした農場しかもらえないそうです。

 

ニュージーランドらしいですよね〜!?

 

日本にも同じようなアワードはあるかと思いますが、

動物愛護協会のシールを食肉のパッケージには貼らなそう。。。苦笑

 

 

 

作り方

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外側の黄緑の袋から取り出すと、さらに透明の袋に入っています。

この透明の袋は、破かないように注意。

 

見た目は微妙(グロい?)ですが、素手で触らないので、怖くない!

 

ハーブで味付けされてますので、自分で調味料を加える必要なしです。

 

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何やら書いてあります。

重要!スルーせず読みましょう。

「このバッグを取り外さないで、袋に入ったままチキンを調理します。

こっち側が上。」とのこと。

 

余熱をしたオーブンに、このまま投入です。

 

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途中経過。

 

透明な袋の上部が少し開いて、蒸気が出て来ました。

チキンに少し焦げ目がついてるのが分かりますが、ひっくり返しません。

そのまま所定の時間待つだけで、美味しいローストの出来上がりです!

 

ローストポテト

ついでにローストポテトも作りました。

簡単な下ごしらえをして、天板にベーキングペーパーを敷いて

ポテトを並べ、オーブンの下の段に置いておけばOK。

めちゃくちゃ簡単です!

 

使った調味料は、コレ!

ローズマリーとガーリックハーブソルトです。

 

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ローズマリーを使うと、シェフが作ったみたいなプロの味!になります。

 

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いい感じに焼けました。

どうですか?

食べてみたくなりませんか?

 

私のは新じゃがではありませんでしたが、参考にしたレシピはこちら。

recipe.rakuten.co.jp

 

 

楽天で見つけたコレが気になります。

オーガニックは、こちら。

 

あとがき

ローストチキンも、ローストポテトも

大変、美味しゅうございました〜。

 

あれ?写真は?

無。お皿に盛り付け後の写真を撮り忘れてしまいました。大失敗。

 

このローストは、袋のおかげでスチームされ、

パサパサにならず、しっとり柔らかなんです。

熱いうちは箸で切れるくらい。

冷ましてからは手でさけますので、日本のサラダチキンみたいな感じです。

 

あまり柔らかすぎるチキンは、

ホルモン剤や添加物などのケミカルが餌に混ざっているのかと

偏見があったのですが、このチキンは放し飼いで自由奔放に育った

Free Range のチキンちゃん 🐓なので、そんな心配ありません!

(ちゃんとパッケージにも書いてあります。)

 

余談ですが、チキンのお腹には、スタフィングが入っています。

スタフィングとは、英語で「詰める、詰め物」という意味です。

 

このチキンのスタフィングは パン粉とハーブでしたが、

私はニュージーランドに来るまで、これを食べたことがなかったので、

初めて食べた時は感動しました。

たかがパン粉なんですが、結構イケるんですよ!

地域によっては、色々なベジタブルを混ぜて、

本格的なスタフィングを作るご家庭もあるようです。

私もいつかは挑戦しようと思います。

 

こんな方におすすめしたい!

オーブンがおうちにあるのに使ってない方、

ローストチキンは食べたいけど、チキンを触りたくない方、

作り置き惣菜をたくさんキープしたい方、

後片付けがオイリーで面倒だと思われる方、

 

手間いらずの簡単ローストですので、ぜひ試してみて下さいね!

 

それではまた。