こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
ニュージーランドでは、45〜69歳までの女性は、無料で乳がん検診(マンモグラフィ)が受けられます。
基本は2年に1回のサイクルですが、家系に乳がんを発症した家族が多い場合は、年1回のペースで検診を勧められる場合もあります。
私の家系では伯母(母親の姉)が乳がんになりましたが、2年おきと判断されました。
そんな訳で、今年もその時期になり、マンモグラフィに行って来ました。
今まではオークランドの中心地 Ponsonbyでしたが、今回はWestern Springsと新しいロケーションで、さらには、モバイルクリニックのトレーラーに描かれたマオリ女性がニュージーランドらしくて素敵だったので写真を撮って来ました。
無料の乳がん検診のお知らせ
ニュージーランドで、まだ無料の乳がん検査を受けたことがない方の為に、どんな流れなのか簡単にご案内。
誕生日の1ヶ月ほど前に、Invitation For Free Breast Screening という手紙が届きます。(GPに登録している住所)
その手紙には、検査の日付が仮で記入されていますが、時間の部分が空白になっています。
都合が良くても悪くても、予約を確定する為に1度電話連絡が必要(0800 270 200)です。
今回、私はうっかり何もアクションを起こさずにいたら、先方から連絡が入り、希望の日時で予約を確定してもらえました。
電話口で、モバイルクリニックの場所が変わったので、くれぐれも間違いのないようにと念を押されました。
こんな時は、Google Map に頼れば大丈夫。
オークランドのCBD近郊の方はここになる可能性が大です。
Western Springs Garden Community Hall
956 Great North Road
大通りから見えるので、気にしていれば、すぐに見つかります。
(しつこく念を押されたわりに、全然難しくない。笑)
隣に高速道路が通っています。
こんな感じ。
トレーラー外観(乳がん検査モバイルクリニック)
左側面に階段と扉があります。
扉の裏はこんな感じ。
新しいデザイン!
側面に描かれたマオリの女性、ニュージーランドらしくて素敵でした。
真っ先に浮かんだのは、アナウンサーのオリイニ・カイパラさん。
マオリ族の民族的な下顎タトゥー(モコ・カウアエ moko kauae)を施した女性アナウンサーは、日本でも話題になったので、ご存じの方も多いかも知れませんね。
美しすぎる〜。
個人的な感想ですが、美しさの中に力強さを感じます。
トレーラー背面。
もう一度、マオリ女性のアップ。(すごい好き)
トレーラーの中の様子
トレーラーの中に入るとすぐにレセプションがあるので名前を告げ、渡された書類の記入をします。
私は早々に書類を書き終え、レセプショニストと世間話をしていると、彼女はうちの旦那さんと同じ南アフリカ出身という事が分かりました。
意気投合して色々話していると、「何故アジア人なのに南アフリカの苗字なんだろう」って思っていたそうです。
南アフリカ人の旦那さんが居るって事で、納得してました。笑
こちらは検査室。
マンモグラフィのX線検査をしている間も、世間話をしていると、なんと彼女も南アフリカ人という事がわかりました。
彼女は、私の旦那さんが南アフリカ人だと知ると、アフリカーンスと呼ばれる南アフリカの言語で話しかけて来たのですが、私のアフリカ語は超・超・超ビギナーなので全然理解できずギブアップ。。。
2年後に会う時(次の検診)、またアフリカーンスで話しかけるよ〜って言われました。
(冗談とは言え、ちょいプレッシャー。汗)
最後に
今回のパンデミックの影響で、ニュージーランドのドクターやナースは随分とオーストラリアに流れたと聞きます。
それを埋めるために、この2年間ほど他国の有資格者のワークビザを優先的に発給してきたようなので、医療業界に南アフリカ人が多いのも合点がいきました。
何はともあれ、トレーラーの外装は新しくなってクールですし、スタッフはフレンドリーで、とても快適な1日でした!
最後の最後ですが、公共医療サービスを受けられるか否かに関しては、以下のサイトで確認できます。ビザのコンディションで異なります。気になる方はチェックしてみて下さい。
それではまた。