こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
海外在住ですが、私はよく、楽天やAmazonなどの通販を利用して、日本の家族やお世話になった方々にギフトを贈っています。
特に楽天に関しては、お買い物マラソンやスーパーセールで貯まったポイントを消化する為に、最近は利用回数が増えていました。
そして昨日「利用可能なポイントのお知らせ」というメールが届いたばかりでした。
その数時間後、不正アクセスを検知したという怖いメールを受けっとったのです。
一瞬、ヒヤッとしましたが、何度かメールを読み返しているうちに違和感を覚えました。
スクショを撮ったので、お見せします。
フィッシング詐欺の違和感
届いたメールのスクショに、違和感がある部分を赤で囲みました。
違和感1 メールの表題が「あなたのアカウントを確認」
日本語として通じない訳じゃありませんが「あなた」って、ちょっと変じゃないですか。
違和感2 宛名が、メアドだけになっている
本物の楽天からのメールには、フルネームが入ってきます。メアドは分かっても、名前までは分からなかった、って事ですね。
違和感3 ログインしてからご確認ください
短い文章の中に2回も書かれていますが、本当に怪しいと思ったら、言われなくても確認します。苦笑
違和感4 正当な保有者
これも意味は通じるのですが、使われている語彙に違和感があります。スムーズな日本語の言い回しではない感じがしました。
違和感5 続けるにはこちらをクリック
リンクで詐欺のページに飛ばし個人情報を盗むという典型的なフィッシング詐欺のパターンです。
違和感6 ヘルプページの「こちら」にリンクが貼ってない
最後の文章ですが、心当たりがない方や質問がある方は、こちらのヘルプページを参照して、問い合わせフォームから連絡下さいと、いかにも本物っぽい事を書いてますが、ヘルプページの案内がありません。
違和感7 送信者のアドレスが Rakutenではない
極めつけはこれです。
差出人の名前は「楽天市場」ですが、アドレスは全く関連性のないものになっています。
これだけ違和感が揃えば、フィッシング詐欺メールで間違いありません!
最後に
好奇心旺盛の私は「続けるにはこちらをクリック」をクリックしたらどんな画面が開くのか見たかったのですがぐっと我慢しました。
近年、銀行系、クレジットカード系、通販系のフィッシング詐欺がめちゃくちゃ増えていますね。
でも、文章やリンクの貼り方などをチェックすると、案外簡単に見破る事ができます。
皆さんも、もしドキッとするメールを受け取ったら、じっくり読み返してみて下さいね。
話は逸れますが、先月Amazonを利用して日本の実家に贈った炭酸水2ケースが、依頼もしてないのに勝手に定期便になっていて、引き落としの知らせが来ました。
定期便を希望してない旨を連絡したところ、すぐに解除手続きをしてくれたので、本当にただの手違い?だったのかなと思いますが、もしこのメールに気づいてなかったらと思うと怖いです。引き落としは1年間分スケジュールされてましたから。。。
ニュージーランドの銀行口座はネットバンキングで頻繁に利用しますが、日本の口座はたまにしか利用しないのであまりチェックしていません。
定期的に自分の銀行口座から不審な引き落としがないかチェックしないとダメですね。
それではまた。