こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
日本の家族の事情で、先月(2023年12月)、日本に一時帰国していたのですが、その滞在中に、眼科と歯科にかかりました。
医療費全額負担だと、実際の金額はいくらだったのか興味がある方もいるかと思いますので、私のケースを記録しようと思います。
眼科の見出しの部分に充血した目の閲覧注意写真がありますので、見たくない方は、下には行かず、このまま閉じて頂くようお願いします。
まず、海外在住者の多くが、私と同じで住民票を抜いているため、国民健康保険がありません。
国民健康保険がないという事は、医療費全額負担になる訳ですが、それなら少しくらい痛くても我慢して病院には行かないと考えている方も中にはいるはずです。
もちろん、住民票を戻せば、国民健康保険を使えますので、海外在住のみなさんは、日本での滞在期間の長さで、「戻す・戻さない」を判断している事と思います。
行政機関のルールでは、たとえ短期間でも、「生活拠点が日本になる場合は、住民票を戻す」というのが基本になっているようですが、その期間に関しては明確な規定がありません。
(注:同月の間に住民票の出し入れは出来ませんが、月をまたげば1週間でもよいのかどうかはグレーです。)
しかも、地方自治体によって窓口の対応が様々で、私の実家がある東京都のとある役所では、日本への滞在が3ヶ月未満で住民票を戻そうとすると、あまりいい顔をしないため、いちいち言い争いをするのが面倒になり、ある時点から住民票は戻さない事にしていました。
今回は、医療費全額負担を承知で、眼科と歯科の診察を受けました。
処置と金額(領収書)について書いて行きます。
眼科(閲覧注意 充血写真あり)
2ヶ月ほど前から充血がひどく、ニュージーランドの眼科で検査をしてもらい、「強膜炎」という診断で治療を受けていました。ドクターからは、重度になると視力を失う危険性もあるので、自分の判断で薬をやめてはいけないと釘を刺されていました。
幸い、点眼薬と飲み薬のおかげで、ほとんど良くなっていたのですが、日本滞在中に充血が再び悪化した為、眼科に行く事にしました。
こちら領収書。
かかった費用は、初診料込みで、8,480円でした。
炎症は改善の方向なので、あと1ヶ月もすれば治りますよ、現行のお薬を継続して下さい、と説明を受けました。
ニュージーランドの眼科で、1ヶ月分の薬をもらっていたので、今回は薬の処方もなく、結果的には検査以外には何もしてもらってないのですが、「大きな安心感」に繋がりました。
さらに、現時点では心配はないものの、左眼だけ白内障が始まっている、と教えてくれました。
この金額で安心できるのなら、安いものだとというのが正直な感想です。
歯科
特に痛む箇所があった訳ではないのですが、毎食後、右下の奥歯から2番目に食べ物が詰まってしまい、不快感とニオイが気になっていました。
ニュージーランドでは歯医者はとても高いので、痛みが限界に達しない限り行く機会がありません。(個人的に治療の匂いも音も大嫌い。)
眼科の医療費が想定外に安かったので、ひどくなって痛くなる前に、何かしらの処置をしてもらった方が良さそうだと考え決意しました。
すぐさま、すでに虫歯になっている事を告げられました。。。治療に来て本当に良かった。
麻酔をして、その部分を削り、白い詰め物をしていきます、と説明されました。
麻酔?もしや高いんじゃないの、と不安になりましたがそのまま続行。
こちら領収書。
かかった費用は、初診料込みで、8,100円でした。
詳細を見ると、麻酔の所が0点になっています。
麻酔は注射ではなく、脱脂綿を噛むタイプだったからでしょうか。それでも2時間くらい麻痺して、飲んだり食べたり出来ませんでしたけど。
何はともあれ、たったの8,100円で、食後の不快感から解放されました。
最後に
医療費全額負担は「高い」イメージでしたが、想像していたより安かったです。
安いと感じるか、高いと感じるかは、お住まいの国によって変わって来ると思います。
もし、ニュージーランドで、眼科のスペシャリストに診てもらうなら、最低でも1回$250はかかりますし、歯医者も同様に高く、削って埋めたら、$300は下らないですね。
今回は安く上がりました。笑
一時帰国中でも、痩せ我慢せずに、お医者さんに診てもらった方が安心ですね。
どなたかの参考になると幸いです。
それではまた。