こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
最近、オークランドにある日本領事館でパスポートの更新をしました。
10年前に更新(再申請)した後、日本の戸籍に全く変更がなかったので、
今回は戸籍抄本の提出は必要ありませんでした。
こんなに手続き簡単だったかなと自分の記憶を疑ってしまうほど申請はスムーズでした。
提出書類の数は、人それぞれ状況で異なりますので、日本領事館のウェブサイトで確認してみて下さい。
パスポートは「更新」とういう概念がないらしく、
申請のたびに、必要書類を提出して審査され、
パスポート番号も新しくなります。
新しいパスポートを入手した今、
Permanent Resident Visaのラベル(シール)は、
どうしたらいいのでしょうか。
そーっと剥がして、新しいパスポートに貼り付ける?
→ NGです (こんなこと、誰もやらないですかね。。。)
旧パスポートに貼られている、各種Visaのラベルには、旧パスポートの番号が記載されているので、もう使えません。
手続き方法が10年前と多少変わっている部分もありましたので、写真を含め記録を残そうと思います。
これから手続きされる方の参考になったら嬉しいです。
この記事は、ニュージーランドのビザ(永住、ワーク、学生など)をお持ちの方に役立つ内容になっています。
- Immigration(移民局)に、VISAラベル移行の申請する
- Certified Copy はどのように作成するか
- Immigration NZのDrop Box (Manukau City)
- 最後に
Immigration(移民局)に、VISAラベル移行の申請する
Permanent Resident Visa(永住権)のラベル移行は、Immigration(移民局)に申請が必要です。
日本領事館でやってくれたら手間なしですが、国も機関も違うので仕方ありません。
以前は、Queen StreetにImmigration Office(移民局オフィス)があったので、直接そこへ行ってPermanent Resident Visaのラベルを発行してもらいましたが、CBDのImmigration Officeは2019年に閉じてしまいました。
NZ Immigrationのウェブサイトを見ると、郵送及びDrop Boxにてアプリケーション(申込)を受け付けています。
このページの下方にある、
申請フォームApplication for Transfer or confirmation of a Visaをダウンロードします。
Transferring my visa to a new passport | Immigration New Zealand
下記のいずれかを準備します。
(Visaを旧パスポート→新パスポートへ移行)
新旧2つのパスポートの原本
もしくは
新旧2つのパスポートのCertified Copy
そして、申請用紙と一緒にManukauにある
NZ Immigration に郵送するか、
Immigration Drop Boxに提出します。
Certified Copy はどのように作成するか
Immigration(移民局)のウェブサイトを見ていると、Certified Copyという言葉がちょこちょこ出て来ます。
これは、公証人により「原本と相違がない」と証明された書類のことをさします。
Justice of the peace (略して、JP)と呼ばれる人に会って、
パスポートコピーが、原本の記載と同じ内容である事をチェックしてもらい、コピー側の用紙にサインと日付を入れてもらいます。
JPにサインしてもらった書類をCertified Copyと呼び、これがあればパスポートの原本を移民局に提出する必要はなくなります。
IELTSやTOEICのExamが控えていてパスポートを提出できない方や、事情があってパスポートは手元に置いておきたい方は、JPにCertifiedしてもらった方が便利です。
Justice of the peace near me などのキーワードでググると、お住いの近くのJPを探せます。
私は郵送ではなく、Manukau にあるImmigration NZのDrop Boxに行く予定にしていたので、Certified Copyを作ってもらうことにしました。
(サウスオークランドなので念のため治安を考えて。)
住まいはオークランドCBDに近いので、
オークランド図書館のJPを利用しました。
オークランド図書館では、エントランス入ってすぐ左側に見えるエスカレーターでLevel 1に上がります。(小綺麗なホテルみたい)
上がったところ左手に、Citizen Advice Bureau があるので、
そこでJPの受付をします。
写真を撮影した時は誰も居なかったのですが、普段はカウンターに人がいます。
JPは市民ボランティアで無料です。
限られた時間しかいませんので、事前に時間をチェック要です。
私はランチタイムだったので、訪問者が意外に多く1時間も待たされました。
Immigration NZのDrop Box (Manukau City)
Immigrationのウェブサイトからダウンロードした
Application for Transfer or confirmation of a Visaのフォームを記入します。
キャピタルレター(アルファベット大文字)で記入して下さい、など細かい指示があるので、全てのページに目を通した方がいいですよ。
e-VISAなら無料
Visa Label (永住権のシール)が必要な場合は有料
私はe-VISAを選択。
前回の手続きの時にはe-VISAはありませんでした。
Electricなので、パスポートに貼りつける物質的なものはありませんが、
パスポート番号にリンクして、VISA情報が確認されるシステム。
Visa Labelを選択する場合は、フォームの最終ページにクレジットカードの詳細を記入するページがあります。
あとは、Immigration NZのVisa Application Drop Boxに、
申請フォームとパスポートのCertified Copyを入れに行くだけです。
住所は、20 Amersham Way, Manukau, Aucklnad
遠方の方は、Immigration NZのPO.Boxに郵送です。
送付先
https://www.immigration.govt.nz/contact/new-zealand-drop-box
20 Amersham Way の入り口。
自動ドアを入って、右側の奥の壁沿いにDrop Boxがあります。
以前は、書類がバラバラにならないようにビニールの袋を渡されましたが、ここには受付もありませんし、袋の用意もありません。
だたドロップするだけなので、自分で封筒を用意して行く必要があります。
立地はショッピングセンターのすぐ横で、治安が悪そうではありませんが、
なんとなく、パスポートの原本を入れて行くにはちょっと頼りない簡易な箱(Drop Box)でした。しかも、VISA Labelを希望する方はクレジットカードの詳細をフォームに記入する必要がありますよね、心配です。
私のようにパスポートはコピー、支払いなしのケースはいいんですが、
それ以外の方は、PO.Boxへの郵送をおすすめします。
最後に
申請後1週間で、e-VISAのメールが届きました。
VISA Labelの存在(デザイン?)が好きだったので、ちょっと寂しい感じもしますが、国の機関、航空会社、教育機関でビザのステータスが確認できるので、問題はありません。
今回、久々にオークランド図書館の上階に上がってみたのですが、リノベされてとてもモダンになっていました。いつもオンラインで予約した本を受け取りに行くだけなので、グランドフロアの様子しか分かりませんでしたが、上階はプチ博物館みたいでしたよ。お近くの方は、是非のぞいて見て下さい。
それではまた。