こんにちは、NZオークランド在住のManaです。
今週は、政府と保健省より、いくつか大きなアナウンスがありました。
まずは何と言っても、ワクチンパス(ワクチン証明書)がリリースされた事ですね。私も早速、入手しました。
その他に発表されたのは、
- 11月29日、トラフィックライトシステムへ移行の発表が行われる
- 12月15日より、オークランドと他エリアの境界が解放される
- 2022年1月17日、トラフィックライトシステムの強化か緩和かのレビューをする
コロナの警戒レベルが緩和される発表なので、クリスマス、新年、サマーホリデーに、帰省や旅行をする予定のオークランドの住民は安心したに違いありません。
ワクチンパス(Vaccine Pass)
NZ在住の皆さんは、既にワクチンパスを取得(ダウンロード)されましたか?
リリースされて直ぐは、アクセスが多くて、ウェブサイトがうまく機能していなかったようですが、2日後、私が登録した時はサクサク動きました。
以前から、ワクチンサーティフィケイトやワクチンパスポートなど、呼び方が様々だったので、どうなるのかなと思っていましたが、
- NZ国内で使うワクチン証明書は、マイ ワクチン パス(My Vaccine Pass)
- 海外へ渡航の際に使うワクチン証明書は、ワクチン サーティフィケイト(International Travel Vaccine Certificate)
用途によって、呼び名を変えているようです。
私も旦那さんも、取り急ぎ、マイ ワクチン パスのQRコードをスマホに保存し、万が一の時の為にプリントアウトもしました。
二つ折りにすると、クレジットカードやエフトポスと同じサイズになるので、邪魔にはなりません。
普通のコピー用紙のままだと直ぐにビロビロに劣化してしまうので、透明の幅広マスキングテープで、ラミネート風にカバーしました。笑
ワクチンパスの情報と登録方法はこちらで確認できます。
11月29日にあるジャシンダ首相のアナウンスのあと、24〜48時間でトラフィックライトシステムが実施されるという事なので、オークランドはいよいよ「RED」がスタート。
あと10日間足らずですからね、一般市民としては、ワクチンパスが、いつ、どこで必要なのか、気になりますよね。
NZ ヘラルドの記事を参考に要約してみました。
Covid 19 Delta outbreak: The traffic light system explained - NZ Herald
現行のアラートレベルと異なり、トラフィックライトシステムでは、「RED」であっても、全ての店、施設などの営業が認められます。
冒頭の一文を読んだ限り、かなり自由を取り戻せる!
ワクチン証明書の提示は、コンサート、ミュージックフェス、スポーツ観戦、レストラン、バー、スポーツジム、ヘアサロンなどで必要になります。
冠婚葬祭、集会、ワークショップなどは、ワクチン証明書があれば100名まで参加できます。
ワクチン証明書がない場合は、10人までと規制は厳しくなります。
スーパー、薬局、医療機関、学校、公共交通機関、ガソリンスタンドなどでは、提示は必要ないそうです。
フライト、公共交通、タクシー、リテールショップ、公共施設では、Tracer appで立ち寄った場所でスキャンをし、マスクは必須。基本的に、外出の際にはマスク着用が推奨。
自宅で仕事が出来る人は、それを続けるのが好ましい。
という事でした。
やっぱり、ワクチン証明書がない人の行動には、かなり制限がかかりますね。
ニュージーランドのベストシーズンを目の前に、長いトンネルから抜け出せない感じ。
でも、このシステム、ちゃんと機能するのかな?という懸念があります。
レストランやバーは、厳しくワクチンパスをチェックするんでしょうかね?もし売上に影響するようなら緩くしちゃうのでは。
スポーツジムの年会費を支払済のメンバーが、ワクチン未接種だったら、退会させられるのでしょうかね?返金あるのかな。
2回のワクチン接種が済んでいても、ブレイクスルーでコロナに感染する事はありますが、このパスは、どうなるんでしょう?
疑問がいっぱい。。。
最後に
この先2ヶ月間は、大きな動きがあるので、それが吉と出るか凶と出るかは分かりません。
それを調整するのが、来年1月17日のレビューとなりそうですね。
2回のワクチン接種が済んでいても、コロナに感染する可能性がある事は科学的に証明されていますので、感染者数は増えるのかも知れません。
国としては、病院が逼迫しなければ、感染者数が増えても問題ないという見解のように見えますね。
一足先に規制緩和したヨーロッパの国では、死者数の増加で、再び行動制限を強化しています。
先日のアナウンスで、長かったトンネルの出口から光が差した感じですが、「規制緩和=安全」ではないので、お買い物をすることも、外食することも、フェスに行くことも、旅行することも、感染リスクがあるってことを頭の隅において、細心の注意を払って行動したいと思います。
それではまた。