こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
11月22日は、日本語の語呂合わせで「良い夫婦の日」ですよね。
日本では、縁担ぎ(縁起かつぎ/験担ぎ)でこの日に結婚挙式するカップルも多いそうなので、私たち夫婦も縁起を担いで、この日を結婚記念日のようにスペシャルな日にしています。
本当の結婚記念日は 1月2日なんですけどね。
新しいスタートということで、元旦に結婚したかったのですが、当時住んでいたオーストラリアのパースにあるレジストレーションオフィス(婚姻のサインを提出するオフィス)が、パブリックホリデーのためクローズしていました。
それで、翌日になったのですが、結婚記念日としては、あまり適していない日?という事がその後の経験で分かりました。
クリスマス、大晦日、元旦などの大イベント続きで、なんやかんや忙しく、結婚記念日のことなんて、すっかり頭からすっ飛んでしまうという事が5年連続起こりました。苦笑
たとえ思い出したとしても、クリスマスからの連日連夜の暴飲暴食で、美味しいものを食べに行こうという気も起こりません。七草粥の気分。
二人の大切な日をお祝いできないのは残念すぎるので、かなりこじ付けてますが、11月22日を夫婦の日として、特別な日にする事にしました。
一緒に暮らして20年になりますが、結構、仲は良い方だと思います。
こっちにいる国際結婚してる同世代の友達に、夫婦関係について尋ねてみると、会話は必要最低限でまるで業務連絡みたい、なんて話をよく聞きます。
正直これは、国際結婚だからじゃなくて、日本人どうしでも、長く連れ添ったカップルならよくある話ですよね。
うちは逆で、旦那さんがめちゃくちゃ話しかけてくるんです。
NZの時事問題、世界の出来事、南アフリカのニュース、日本のニュース、注目浴びてるユーチューバー、ご近所さんのゴシップとにかく多種多様。
私にとっては興味がないものもあるんで、適当に聞き流してしまう事があるんですが、それがバレると怒るんです。ちゃんと考えてコメントしないとダメらしい。
おかげ様で、英語のリスニング力が上がりました。笑
内緒ですが、ホリデーなどで旦那さんが連日家にいると「亭主元気で留守がいい」なんて、昭和に流行った言葉を思い出したりします。笑
居なきゃ居ないで寂しいんですけどね。
居酒屋風 おうちご飯でお祝い
今年は、おうちご飯でお祝いしました。
コロナのせいで、オークランドでは、まだレストランが営業してないんです。テイクアウェイは出来るんですが。。。
本日の政府の発表だと、レストラン&バーは、12月3日からオープンするそうです。
タイミングがもうちょっと早かったら良かったのに〜と思いましたが、現在コロナで重篤化する人の年齢がアラフィフだって事なので、まだしばらく自粛生活かなと思っています。
ロックダウンが始まって以来、自炊ばかりですが、食べ物の好みが似てるので本当に助かっています。
今日の晩ごはんは居酒屋風にしてみましたが、ほとんどの品が盛り付けオンリーで、手間をかけたのはシマアジのなめろうくらい。
ニュージーランドでは、シマアジ(Trevelly )はとても馴染みがあり、よく獲れ、通年安価で、釣りのエサなどにも使われるんですって。もったいない。。。
本日のスパークリングワインはコレ。
価格的にも、味のバランス的にも、総合評価の高いお気に入りのブリュットです。
私たち夫婦はちょっと変わっているかも知れませんが、アニバーサリー毎にお互いを褒めちぎる習慣があります。
今年はあえて、「この20年間で、何がいちばん大変だったか、何がいちばん辛かったか、私にやめて欲しいことがあるか」など、ちょっとネガティブな内容を聞いてみました。
大変だった事
大変と言うか、ハラハラしてしまったのは、私が怪我をした時だそう。
事故で網膜剥離になり3週間ほど視力を失った事があるんですが、その時は、私のメンタルの心配、介護の心配で、本当にビビったそうです。(多分本人と同じくらい)
ドクターからは失明の恐れがあると言われ、放心状態の私にどんな言葉をかけていいか分からず途方にくれて、ふたりとも気分はどん底。
視力は回復して、そんな事あったねって感じですが、旦那さん的にはシャレにならないから、二度とあんな思いはしたくないって事でした。
ご心配お掛けしました。。。ごめんね、ダーリン。ありがとう、ダーリン。
辛かった事
日本の両親に挨拶に行った時に、母親が言葉を交わしてくなかったこと。
英語が全くダメな私の母は、7年間も国際結婚反対していました。
父は英語が話せるので、旦那さんのこと大好きなんですけどね。
これは辛いですよね。逆の立場だったら、凹みすぎて立ち直れなかったかも知れません。
なので、一緒に住んで20年ですが、結婚したのは意外と遅かったんです。
私にやめて欲しい事
おかえり〜と同時に、「ご飯にする?シャワーにする?ビールにする?」というセリフを良い妻を気取って言うんですが、これが嫌なんですって。驚き。
日本男児だったら、喜んでくれそうですよね???
仕事から帰ってきたら、ボーッとしてリラックスしたいので、いろいろ言わないで欲しいんだそう。
尽くしてるつもりが、嫌がられてました。苦笑
外国人ですから、やっぱ価値観違いますよね。
最後に
私たちの目標は、歳を重ねてもラブラブでいること。
子どもの頃に見たテレビCMで、チャーミーグリーンという食器用洗剤(Lion製品)がありました。
当時は「老夫婦が手を繋ぐなんて」斬新で、子供ながらに憧れたものです。(同世代の方、このCM覚えてらっしゃいますか〜?)
いくつかYoutubuに上がっています。
「困難を乗り越える度、絆が深くなる」っていうのは、本当だなと実感しています。
今は安定期ですが、今までに「ビザの問題」「国際結婚反対の問題」「国をまたぐ引越し」などなど、ふたりの危機がいくつかありました。
この先、もしもトラブルがあっても乗り越えられる自信があります。
いつまでも、お互いを尊敬し、思いやりが持てる関係でいたいと思います。
それではまた。