こんにちは、NZオークランド在住のManaです。
オークランドは、昨日でロックダウン100日目でした。
あと6日間でトラフィックライトシステムが始まりますので、ワクチンパスがある人にとっては、かなり行動の幅が広がり自由になりますね。
2週間ほど前からリテールショップが再開して入店できるようになりましたが、
ようやく、カフェ、レストラン、バーなども、店内での飲食ができるようになります。
昨日からヘアサロンも営業できるようになって、予約が殺到している様子がTVニュースで放映されていました。
私も綺麗になって年越ししたいと思いましたが、考えることはみんな同じ、行きつけのヘアサロンに電話してみたら、来年の2月まで予約がいっぱいでした。涙
さてニュージーランドのコロナ事情ですが、ここのところ連日、新規感染者の数は200人前後を繰り返し、死者数もゆっくりながら増えています。
そんな中、職場でこんなゴシップを聞きました。
ワクチン未接種の人は、コロナに感染すると比較的すぐに入院させてくれるが、2回のワクチンが済んでいると、自宅療養になってしまい、なかなか入院させてくれないという噂話。
だから最近、自宅療養中の死亡者数が増えているのだと。
こんな事なら「打ちたくなかった」と話すキウイ(ニュージーランド人)の同僚を横目に、本当なのかなぁ?怖いなぁ?と半信半疑ですが、可能性はあるかもと思ってしまいました。
コロナで重症化した人や死亡者が、ワクチン接種していたか否かは、プライベートの情報という事で、なぜだか今まで公表されていなかったのですが、一昨日くらいから公開されるようになりました。
ワクチン接種済でも感染することは理解できますが、重症化する人がどれくらいの割合でいるのか気になりますよね。
ちょっと調べて見ることにしました。
コロナ感染で病院での治療が必要になる人は、ワクチン接種してたの?
NZ Herald 11月25日(昨日)の記事に、気になる情報がありました。(英語)
NZ Heraldによると、本日コロナ感染で入院している人は77名。
オークランド33名、ノースショア16名、ミドルモア25名、ワイカト2名、ロトルア1名です。
これらの入院患者のうち、60%(42ケース)の人がワクチン未接種、もしくは、ワクチン対象年齢に達していないケース。
- 7%は、1回目のワクチン接種をしてから2週間以内
- 11%は、1回目のワクチン接種をしてから2週間以上経過
- 6%は、2回目のワクチン接種してから2週間以内 + 2回目のワクチン接種してから2週間以上経過
ちょっと計算が合わない感じですが、つい最近まで、プライバシーの保護で公開すらされていませんでしたので、病院側は把握しているはずですが公表したくない人もいるのだと思われます。
この結果からすると、やはり2回のワクチン接種を済ませてから2週間以上経過していれば、病院のお世話になる可能性は低そうです。(今のところ)
感染者数が増えれば、この数字も変わってくるのだと思いますが。
コロナ感染による死亡者はワクチン接種してた?
Stuffというニュージーランドのネットニュース(上のリンク)にこんな記事がありました。
11月24日の保健省の発表によれば、コロナ感染による死亡者の15人中/10人は、ワクチン未接種だったそうです。
- 10人がワクチン未接種
- 2人が1回目のワクチン接種してから2週間以内
- 3人がワクチン接種が2回とも完了していた
という内訳です。
死亡者の中で、2回のワクチン接種が済んでいた人は「15人中/3人」という結果からも分かる通り、ワクチン接種で重篤化/死亡を減らす事ができると説明されていました。
(記事の中では、この15人というのはいつのDATAなのか情報はありませんでした。)
最後に
コロナに関しては、職場でも、SNSなどでも、いろんな情報が飛び交っています。
そういうゴシップは、鵜呑みにしないように注意しつつ、頭の隅には置いておくようにしています。
できる限り、TVニュース、新聞、保健省のウェブサイトを見るようにしていますが、都合が悪い情報はメディアが報道しないこともあるので、真実は分かりませんね。
ワクチン接種済の人が自宅療養中に死亡したケースの統計は、しばらくは、明らかにはならない(しない)のではないかと思います。
細心の注意を払って生活してても、感染する時は感染するのかも知れないと、最近、思い始めました。
感染しても重症化しない免疫力が必要ってことですよね。
改めて、運動と食生活を見直したいと思います。
それではまた。