こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
先週の金土日の3日間（7/30, 7/31, 8/1）、オークランドのマヌカウで、
15,000人をターゲットとした、
コロナワクチンのイベントがありました。
その名も Auckland mass vaccination event で、
現地のテレビニュースでは、少し前から話題になっていました。
もともとは、MIT（マヌカウ インスティチュート テクノロジー）という
大きな学校の生徒さんとその家族を中心に、ワクチン接種を促す狙いがあり、
まだ年齢が接種対象ではなくても、優先的に受けられるようになっていました。
マヌカウは、オークランドの南部にあり、
ニュージーランド近海のパシフィックアイランドからの移民が
比較的多く住んでいるエリアです。
現地ではパシフィックアイランダーと呼ばれ、
私のようなアジア人から見ると、男性も女性もガタイがいい人ばかり。
その反面、糖尿病や高血圧などの基礎疾患がある人も多く、
彼らを優先にした理由の１つには、そういう背景もあります。
しかし、15,000人を対象としたイベントなのに、3,000人の予約しかないと、
2週間ほど前に、ニュースが流れていました。
まさか、ワクチンが無駄になるのでは？
自分の年齢が接種対象になった時、
足りないなんて事にならないよね？
と心配になりましたが、その対策はすぐに打たれ、
アラフィフのオークランダー（オークランド在住者）にも
ワクチン接種の案内が送られたのです。
そして、私も、ファイザー製のワクチンを接種できることになりました。
今回は、その様子を、写真付きで紹介したいと思います。
会場は、マヌカウにある、ボーダフォン・イベント・センターですが、
まず、MIT（マヌカウ インスティチュート テクノロジー）に行き、
当日の予約確認をしました。
１日5,000人ペースのワクチンイベントなので、
人がうじゃうじゃいるのかと思っていましたが、意外にもスカスカ。
日付だけでなく、時間も細かく分けで予約してあるからです。
確認が終わると、シャトルバスで会場に移動しました。
会場はこんな建物。
モーターウェイから見えますので、オークランド在住の方は、
ご存知ですよね。
コンサート、スポーツイベント、博覧会などができるスペースを持つ
大きなイベントセンターです。
シャトルバスが会場に到着し、入り口を入ると、さすがに列が出来ていましたが、
サクサク動いて、待たされた感はありません。
ブースは、242個ありました。
ブースに案内され、注意書きをしっかり読んでね！と言われました。
副反応が気がかりですが、
解熱剤・鎮痛剤として、パラセタモールとイブプロフェンは
服用しても大丈夫との事、少し安心しました。
日本だと、アセトアミノフェンを勧めていますので、ずいぶん違いますね。
ナースがブースの横を移動して来るのが見えるので、ドキドキします。
注射は一瞬で終わりました。
インフルエンザの予防接種より痛くない。笑
接種後、体調に急変がないか様子を見るため、20分間はブースに待機でした。
20分後、右側の、地球の上に人がちょこんと座っている可愛いシールをもらい、
帰路のシャトルバスでMIT に戻りました。
一通りの行程での所要時間は 1時間15分くらいでした。
左側のシールは、別の会場で、旦那さんがもらったものです。
日本では、ニュースやワイドショーなどから、
コロナワクチンについての情報や知識が得られますが、
ニュージーランドでは、市内感染が抑えられているせいか、
ワクチンの種類や構造、m-RNAワクチンの専門的な話題は、
あまり耳にしない気がします。
（日中、家に居ないので、
もしかしたらトーク番組とかでやってるのかな。。。）
日本のネットニュースや、あっちゃんのYoutube大学などが
とても参考になりました。
このたび私は、１回目のワクチン接種でしたので、
副反応はありませんでした。
腕は、痛くなりましたが、筋肉痛のような感じで
薬を飲むほどではありません。
２日後には不思議とスッと痛みがなくなりました。
２回目のワクチン接種は、6週間後を予定しています。
ワクチン接種をしても、それでもコロナに感染するという報告が
たくさん上がっていますが、これで重篤化が避けられるのであれば、
やるしかありません。
２回目の副反応がかなり不安ですが。。。
３回目を行う国も出てきていますね。
どんどん変異するので、やむを得ないです。
ワクチンを、「接種している」「接種していない」で、
行動範囲に違いをつける社会になるのも時間の問題かもしれませんね。
コロナの収束を心から願うばかりです。
それではまた。
