ニュージーランド生活 

ニュージーランド生活情報、食べる、英語、国際結婚、考え方

【NZロックダウン】 8月26日現在の市内感染の人口統計 - Community Cluster Demographics

f:id:followyourheartnow:20210826063652j:plain

Covid-19感染者の人口統計

 

こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。

 

ニュージーランドの中でも、私が住んでいるオークランドでは、

コロナ新規感染者が急増しており、8月18日からロックダウンしています。

 

8月26日現在の、NZ国内のコロナウイルス感染者数は、昨日から68名増えて、

合計277名です。

 

Ministry of Health NZ(NZの保健省) のウェブサイトでは、

COVID-19: Contact tracing locations of interest | Ministry of Health NZ

コロナの感染拡大(Delta Outbreak)を防ぐため、

一刻も早く濃厚接触者が自主隔離できるよう、

コロナ感染者(あとから陽性とわかった人)の

足取り情報(Location of interests)が

1日に数回アップデートされています。

 

今の所、約500ヶ所のロケーションが上がっていて、

その日時にその場に居合わせた人は濃厚接触者となります。

14日間の自主隔離(Self Isolate)が必要となり、その間、

少なくとも1回以上のPCR検査を受けなければなりません。

検査の回数ついては、ヘルスライン(電話)でアドバイスが受けられます。

 

クラスターが起きた場所、例えば、学校、教会などに居合わせた人は、

14日間の自主隔離中に、3回のPCRテストを受ける必要があります。

 

家族やフラットメイトなど、

同じ屋根の下に住む同居人のうち1人でもその場に居合わせた場合、

同居者全員がこの自主隔離ルールに従わなければならず、

スーパーにも行かれないので、かなり厳しいルールと言えます。

 

今がとても肝心な時期なので、

どれだけ多くの人が自主隔離を正しく理解しているのか、

とても気になります。

 

同居者全員が隔離とは、思っていない人もいるかも知れません。

また、濃厚接触者になっても、黙っていればわからないだけに、

そのままスーパーに買い物に行ってしまう人もいるかも知れません。

 

ルールがあっても、結構ユルユルなところもあるので心配です。

 

自主隔離の定義をリマインド(再周知)して欲しいところです。

 

 

 

 

 

市内感染の人口統計 - Community Cluster Demographics

下の表は、

8月25日に発表された【感染者210名】時点での、コミュニティ感染の人口統計です。

(常に変化します)

 

f:id:followyourheartnow:20210826053704p:plain

ケースの統計 MOHより引用

 

www.health.govt.nz

(新しい情報は随時アップされます) 

 

これを見ると、現時点では、

男性よりも女性の方が、若干感染者が多いようです。

 

そして、10〜29歳までの年齢に感染が集中しているのが分かります。

理由の1つには、まだワクチンを接種していないことが考えられますが、

学校での集団活動やライフスタイルも大きく影響しています。

デルタ株が入って来る前は、若い世代は感染しにくいと

考えられていましたが、もう、それは通用しなくなりましたね。

オークランドでは、高校や大学などでクラスターが発生しています。

 

f:id:followyourheartnow:20210826062637j:plain

ethnicity

 

表の一番下は、ethnicity(人種、民族)の割合で

パシフィックアイランダーの方の感染が多いことが読み取れます。

 

Pacific People とは、ニュージーランドの周辺にある

サモア、トンガ、フィジーなどのパシフィック諸島から

移民してきている人たちを意味します。

日曜日には教会に通う熱心なクリスチャンや、宗教を持つ人が多く、

教会でクラスターが発生してしまいました。

 

アジア人の私としては、アジア人の感染者が少ないのには、ホッとしました。

 

 

 

 

最後に

このブログでも、私の大好きなスーパーマーケットを何度か紹介していますが、

スーパーでは今、人手不足で大変なことになっています。

 

コロナウィルスの感染拡大で、

2000人以上のスーパーの従業員が濃厚接触者となってしまい、

14日間の自主隔離しています。

商品があっても陳列が間に合わず、棚がスカスカだったり、

また、サプライヤーからの配達遅延だったりで、

食料品が品薄になっているところがあります。

 

市内では従業員不足が深刻化して

スーパーが営業を休止せざるおえない店舗も出てきています。

 

私は、ロックダウン5日目にスーパーに行きましたが、

野菜やお肉などの生鮮食品の陳列棚が空っぽで、

冷凍野菜や冷凍おかずコーナーも品薄になっていて驚きました。

 

前回のロックダウン時は、小麦粉、トイレットペーパーなどが

品切れでしたが、今回はそれらのストックはありました。

 

国のアナウンスによると、

食料品のストックは十分あるが、人手不足なだけなので、

Panic buy(パニックで買い占め)しないようにと言ってますが、

実際、食料品が売ってない、陳列棚が空っぽ状態を目の当たりにすると、

冷静にはいられませんね。。。

 

今思うと、若手のスタッフが少なかったような気がします。

ワクチン接種がまだだからですかね。

政府は、エッセンシャルワーカー枠を広げ、

30歳未満のスーパーの従業員も優先的にワクチン接種できるように

対策したので、品薄問題は改善に向かう?!と思いたいです。

 

保健省のDrアシュリー・ブルームフィールドは、毎日にように

「感染した人が悪いわけじゃなく、悪いのはコロナウイルスなので、

人に優しく親切に!これを忘れないようにね!」と呼びかけしています。

 

全くその通りなのですが、身近に感染者が出たら、怖いですし、

少なからず迷惑と思ってしまいそうなので、

この気持ちを忘れないように、コロナと戦っていきたいと思います。

 

皆さまも、どうぞご自愛くださいませ。

 

それではまた。

 

www.followyourheart.info