こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
物価急騰の対策として、昨日4月1日、生活サポートが必要な方々対象に、国からの助成金が増額されました。
- ファミリーサポート
- 年金生活サポート
- 学生サポート
- ケアギバー(介護)サポート など。
ニュージーランドの永住権を持つ日本人の方の中にも、この恩恵を受けた人はけっこういるのではないでしょうか。
詳しくは、Labour 労働党のサイトで。
同じく4月1日より、国の最低賃金も、時給20ドルから、21.20ドルに上がりました。
一気に、1.20ドルもジャンプアップは過去一の上げ幅かな。
ニュージーランド頑張ってるね、って感じですが、
私の場合、家族が多いわけではありませんし、学生でもありませんし、まだ年金がもらえる年齢でもありませので、どれにも該当せず、特に何も変わらないのですが、すでに3月半ばから実施されている、ガソリン税の減税は嬉しいです。
それと、公共交通機関(バス、電車、フェリー)の運賃が3ヶ月間半額というのも、なかなか大胆な感じで好印象。
今日は、ガソリンと電車について、思うところを書いて行きたいと思います。
ガソリン税の減税
ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、原油価格の高騰は世界中を悩ませているかと思います。
ニュージーランドでも、3月に入ってから、1リッター3ドル台になり、1リッター4ドルも時間の問題だと言われていました。
テレビニュースでは、3月12日からガソリン代が上がるというニュースが報道されたため、前日の3月11日(金)は夜遅くまで、あちこちのガソリンスタンドに長蛇の列ができました。
私もそのひとり。
週末に出かける予定もあったので、1リッター3.057ドルで、取り急ぎ、満タンにしました。
しかし、
週末明けには、ガソリン税減税!政府の神速対応
ガソリン税を1リッターにつき25セント減税すると発表し、直ちに実施したのです!
なかなか、やるなぁ〜
結果的に、私は3月11日に高いガソリンを買ってしまった事になるので、あと数日早く発表して欲しかったなぁという思いですが、減税してくれたので文句はありません!
これレシート。
減税後には、1リッター2.627ドルになっていました。
今、どこのガソリンスタンドでも、1リッター平均2.70ドルくらいじゃないかな。
行きつけのガソリンスタンド(Gull)では、月1回、大安売りの日があります。
オンラインで登録しておけば、テキストメッセージかメールで通知してくれます。
3月25日は、1リッター2.487ドルでした。破格!
この減税は、40リッターのタンクなら11ドルのセーブ、60リッターのタンクなら17ドルセーブできると、Labour(労働党)のウェブサイトに書いてありました。
(単純計算だと、前者が10ドル、後者が15ドルのセーブですが、どういう計算?)
私の車と旦那さんの車があるので、いずれにしても、かなりセーブできます。ありがたい。
公共交通機関の運賃半額
4月1日から6月30日まで、期間限定ではあるものの、公共交通機関の運賃半額です。
オークランドでは、AT HOP Card が使える バス、電車、フェリーのどれでも半額。
とっても、ありがたいお話。
通勤通学でバス、電車、フェリーを利用される方には嬉しいですよね!
(私は車通勤なのですが。。)
ニュージーランド以外に住んでらっしゃる方は、なんで?なんで?と思うかも知れません。
公共交通機関の現状ですが、、、
オークランドではコロナが始まって以来、公共の乗り物は常にガラガラ。
それでも運行しているので、ひどい赤字でしょうね。
物価が高騰する中、政府は、一般市民が公共交通機関をもっと利用しやすくなるように運賃半額に踏み切ったようですが、本当の狙いは、違うところにあるかも知れません。(深読しすぎ?笑)
現在のオークランドのメインの交通手段はバスです。
電車はまだまだ発展途上。(向上中)
シティレールリンクと呼ばれる、電車の路線をリンクさせ、市内のどこからでもアクセスを容易にする計画を進めています。完成は2024年の予定で、国家予算4ビリオン(Billion) の大金を叩いています。
しかしながら、公共交通の利用者は減少傾向にあります。
仕方ないですよね、コロナのせいで、自家用車での移動が増えたり、オフィスに出勤する必要がなくなったり、感染が怖いので利用したくないという人も居るでしょうし。
ニュージーランドの場合、バスや電車を使わなくても、車さえあれば不便なく生活できちゃうんでね。
そこをなんとか回復させて、乗客を増やしたいというのが本音の気がします。
運賃半額で乗客を取り戻す事ができるんでしょうかね?
半額なら利用する人が増えるんですかね?
We will see.
3ヶ月間なので、いずれ分かります。
この問題はコロナが収束するまで続くかも知れませんね。
それではまた。