こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
まだ冬も序盤ですが、すでにインフルエンザが大流行しています。
オークランド・ホスピタルでは、コロナの前の2017、2018、2019年に比べ、インフルエンザの患者が4倍もいるそう。
街中でも、職場でも、鼻声の人、咳をする人がかなりいます。
コロナかインフルエンザか分からないけど、体調不良って人も結構いるのではないでしょうか。
現在ニュージーランドで流行のオミクロンは、90%以上がBA2ですので、数日間の療養で回復が見込まれ、年代によりますが大事に至らないことがほとんどなため、危機感がなくなってきています。
インフルエンザも死者を出す侮れないウイルスですが、聞き慣れているだけに警戒心が薄れていす。
しかしながら、コロナだったら隔離が必要ですし、白黒はっきりさせたいという人も少なくないはず。(特に日本人なら)
次に起こす行動が変わって来ますからね。
今回は、無料のRAT検査キット(迅速抗原検査)をリクエスト方法を紹介します。
私は2回目ですが、どんなプロセス(質問)かあらかじめ知っておきたい人もいるかと思い、今回はスクショを撮りました。
初めて注文する方の参考になれば幸いです。
無料のRAT検査キット(迅速抗原検査)のリクエスト方法
まずは、こちらのサイトから手続きします。(下のリンク)
Start now! クリック。
携帯の電話番号を入力します。
最初の「0」は付けたままで大丈夫です。
TXTメッセージで送られて来た「6桁の認証番号」を入力。
化学療法、臓器移植、白血病などの血液のがん、エイズ、リウマチなどの免疫不全や、または治療による免疫低下があるかどうかの質問です。
健康体なら、ほとんどの人が「NO」で大丈夫ですが、健康上の条件がある人はしっかり読んでから返答が必要。
下部がスクショから切れてますが、YES or NOで答えます。
クリティカル・ワーカーとは、一般の人々の基本的な生活やインフラの維持に、必要不可欠とされる職業の人たちです。
例えば、医療従事者や介護福祉士、運送業者、食料品販売などは「YES」を選択しますが、それ以外は「NO」を選択。
咳、くしゃみ、鼻水、発熱、一時的な味覚嗅覚障害、のど痛、息切れなど、最近、コロナと思われる症状があったかどうかの質問です。
これは「YES」です。
「NO」にすると、無料のRAT検査キットはもらえません。
同居人(家族)の誰かが陽性になりましたか?
ここは「NO」でも大丈夫です。
心臓病、糖尿病、ガン、脳神経系、腎臓、肺、喘息、免疫不全、高血圧、肝臓、妊娠中、産後(6週間)、またはその他の基礎疾患があるかどうか。
上のメディカル・コンディションに1つ以上当てはるかどうかの質問です。
次の画面では、あなたは無料の検査キットをもらえる対象者です、と表示されます。
その下に、名前・住所を入力して行きます。
生年月日と、同居人の数(家族の人数)を入力。
Place orderをクリック。
オーダーナンバーが発行。
Find a collection siteをクリックして、最寄りの受け渡し場所をチェックします。
我が家は、オークランドの中心地に比較的近いので、受け渡し場所がいくつかありました。
今回は2箱(10回分のテストキット)を渡され、しかも、希望するならPCR検査もできるがどうしたい?と聞かれました。
以前は、長蛇の列でPCR検査したくても受けられなかったのに。。。
感染者数が減っているので、随分状況が変わって来たなと実感します。
最後に
ニュースで見ましたが、多くの医療従事者がインフルエンザにかかり、病院では深刻な人手不足になっているそう。
コロナが始まって以来、ドクターやナース達が、お給料や待遇の良いオーストラリアに流れて、医療従事者の全体数が減っていると聞きます。
そんな中、コロナとインフルエンザのダブルパンチで、医療現場がさらにひっ迫しているんだそう。
予定されていた手術が延期になったり、定期検診が延期で大病を見逃すケースも出てきています。
不安になります。。。無事に、この冬を越せるのだろうか。。。
話は逸れますが、先週末、イーデン・パーク(Eden Park)で、スーパーラグビーのファイナル(Crusaders vs Blues戦)がありました。
何年かぶりの観客ありのゲームで、チケットは売り切れ、45,000人の観戦客が押し寄せました。
関係者に聞いたところによると、電車もバスも臨時便が出ていましたが満員で、しかもマスクを着用していない人がほとんどだったそうです。
公共交通機関はマスク必須のはずですが、久々のスタジアムでの観戦に興奮し、マスクなんて忘れてしまったのでしょうけど。。。
オークランドはこの先1〜2週間で、感染者が増えそうな予感。。。
楽観的な人々と、危機感のある現場にいる人の、温度差を感じますね。
政府には、この二極化を埋めるための何らかの対策を考えて欲しいです。
皆さまもお気をつけくださいませ。
それではまた。