こんにちは、ニュージーランド在住のManaです。
ニュージーランドのスーパーの精肉売場は、なかなかレベルが高いのをご存知でしょうか。
グラスフェッドが売りのニュージーランドだけに、牛肉1つとっても、アイフィレ、スコッチフィレ、サーロイン、Tボーンステーキ、アンガス、スペアリブなどなど、数えきれないくらい種類があります。
その他に、鶏肉、豚肉、羊肉などもありますので、売場面積はかなり広いです。
今回はその精肉売場で見つけたちょっと珍しい部位のお肉を紹介したいと思います。
日本のスーパーには売っていないような、つい目をそらしたくなってしまうものもあります。
早速紹介します。苦手な方は【閲覧注意】ですよ。
まず手始めに、鶏のレバー
手始めに、鶏のレバーです。
これは皆さんも見慣れていますよね。
ニュージーランドでは、こんな感じのカップに入って売られています。
私はレバーが大好きなので、これでパテを作ったり、焼き鳥を作ったりしています。
鶏の足
見ての通り、鶏の足です。
語源はわかりませんが、日本語でモミジって言うんだとか。
見た目はグロいですが、コラーゲンたっぷりで美容にいいんですよね。
飲茶では定番です。
トロン、チュルンの食感ですが、小さい骨がたくさんあって食べにくい印象でした。
鶏の首
鶏の首です。(日本語で「首」って書くと、なんか怖いですね)
これも鶏の足と同様、細かい骨がたくさんありました。食感はゴツゴツしてします。
鶏肉売場には、砂肝、ハツなども売られていますが、日本人の私たちは焼き鳥を食べるので見慣れてますので、省略します。
豚の顔(特に閲覧注意)
これは衝撃!豚の顔です。
スーパーのお肉売場でこれを見つけてしまったら、間違っても凝視できません。どうしても目をそらしてしまいます。
どこの国の人が食べるんだろう?と思いましたが、意外にも、日本でも食べられているんですよ。
沖縄料理で、豚の顔を調理したチラガーという食べ物があるそうです。
自分で調理するのは怖いのでやらないと思いますが、どんなお味なのか興味はあります。
豚の耳(ミミガー)みたいに美味しいのかも。
豚足
豚足です。
私はまだ食べた事がありませんが、クックパッドを見ると、調理方法やレシピがたくさん掲載されているので、日本にも隠れファンがたくさん居るんですね。
羊の心臓
羊の心臓です。
鶏のハツ(心臓)は我が家でも調理しますが、これはサイズがデカイ。
大人の手の拳くらいはあります。
これを一口大に切ろうものなら、心臓の構造が分かりそうで、解剖実験の気分になりそうなので、残念ですが私には調理できそうにありません。
食べてみたら、美味しいのかも知れませんけど。
羊の腎臓
羊の腎臓です。隣の棚に、牛の腎臓も販売されていました。
両方とも、鶏のレバーに比べたら、サイズがかなり大きめ。
大きいと言うだけで、何故か躊躇してしまい、まだ食べた事がないのですが、これなら何とか調理できるかな。。。
牛の内臓
牛の内臓です。
トライプとかトリップなど呼び方は様々ですが、フランスやイタリヤなどでも食べられているんだそう。
日本でも「モツ煮」などで親しまれていますが、調理前の姿は別物ですね。
最後に
スーパーとは思えない、ブッチャーレベルの品揃えですよね。
牛タンがなくて残念でしたけど。。。
私たち現代人は、食べやすく手を加えられたお肉をスーパーで買うので、加工前の精肉をあまり目にする機会がなくなりましたね。
今では珍味かも知れませんが、私の親の世代は、スズメやカエルを食べていたという話を聞いた事があります。戦後や貧しい時代は、鶏や豚のもっと色んな部位まで食べていたんでしょうね。
珍味といえば、日本にいた頃、高級レストランで、羊の脳みそを食べた事がありました。
ニュージーランドでは聞いた事がないのですが。。。
オーストラリアに住んでいた時は、カンガルー肉をよく食べていました。普通にスーパーで売っています。高タンパク低脂肪でヘルシーなお肉なんですよ。
お土産屋さんでは、ワニのジャーキーなんかも売ってました。
ちなみに、南アフリカ人のダーリンに、母国ではどんな珍獣を食べるのかと尋ねてみると、「ライオン、トラ」と、期待した通りのアフリカらしい返答がありました。
なるほど〜、と感心していると、冗談に決まってるじゃん!ですって。
ライオンのような肉食動物は、衛生上、食肉にはできないそうです。
そして、トラはアフリカには生息していないそう。
まんまと騙されました。笑
ニュージーランドのローカルの人たちが、このような珍しい部位のお肉を食べるのかどうかはちょっと疑問ですが、品揃えが多いのは、移民が多いオークランドならではの事なのかも知れません。
それではまた。